WINTER RESORT STYLE

ジェンテ スタイル33 ウィンターリゾートスタイル_CIGAR(シガー)ニットガウン

ジェンテ スタイル33 ウィンターリゾートスタイル_CIGAR(シガー)ニットガウン

ジェンテ スタイル33 ウィンターリゾートスタイル_CIGAR(シガー)ニットガウン

STYLE-33

WINTER RESORT STYLE

心地よいフィットを感じさせる” これがルーズフィットの正しいこなし方

かねてからお伝えしている通り、ファッションの成立を左右するのは調和だ。 色、素材感、シルエット、景観、ジェンダー、カルチャー。 簡単にいえば、それら要素を馴染ませるか、目立たせるか。 この采配の揺らぎが、いわゆる“センス”あるいは “キャラクター” “トレンド” と呼ばれたりする。 このところカジュアル市場では“ルーズ”というキーワードが目立っている。 それをもう少し詳しくいえば、 “ルーズシルエット” “ルーズフィット” の類。 ファッション的に解釈すると 「ゆったりして、ゆとりのある感じ」 となる。 ただ、この 「ゆとりのある感じ」、 単純にワンサイズ大きな服を選べばいいというものでもない。 いわゆるルーズフィットは、体を緩やかに覆うだけでなく、要所で心地よいフィットを感じることが前提となるから。 それはアームホールであったり、肩幅であったり、スリーブであったり、ウエストであったり、ポイントは様々にある。 どれにせよ、ひと目にフィットが伝わらないと「自分を理解していないひと」という印象を与えてしまうから、注意が必要というわけ。 で、とくにこうした事態に陥りがちなのが、重ね着を主体とする冬スタイルだったりする。たとえば、今回のスタイリングはどう? 主役はCIGAR〈シガー〉のカーディガン。 Rをふっくらと描くショールカラー、アルパカ混のほっこりとしたローゲージ、大ぶりなケーブル柄、そしてトグルはピーチスキン素材のロール。 やや下に落ちたショルダーラインや長めの着丈もトレンドの “ルーズ” を印象づけるはず。 でも、“だらしなく”見えない。 スリーブがタイトであることもその要因だけれど、やっぱり注目して欲しいのは、着こなしの妙味。カーディガンと足並みを揃えた靴選びはいうに及ばず。 パンツはSANTANIELLO〈サンタニエッロ〉、シャツはGIANNETTO〈ジャンネット〉、重ねたニットはPANICALE〈パニカーレ〉。 モノトーンで軸を引き締めることで、ローゲージニット特有のほっこり感が中和。 リラックスして見せながらも、すっきりと都会的な印象に寄せられるから、不思議でしょ?

こなれたカジュアルスタイルを演出するCIGAR(シガー)のニットガウン。

4つの素材をミックスした、軽く肌当たりの良ニットで編み上げたニットアウター。 ショールカラーを採用したやや長めの着丈デザインに、スエードを巻いて作ったトグルが印象的。 シャツはもちろんカットソーなどとも相性が良く、細身のデニムや綿パンツと合わせれば、こなれた感じのリラックススタイルが出来上がります。 Cigar <シガー>は、2006年にボローニャで創業した「テイスト」と「快適さ」の両方を求める男性の為に新しい感覚でデザインされた、イタリアンメイドのニットブランドです。

ループ編みでふんわり仕上げたリラックススタイルに良く合うセーター。

メリノウールにナイロンとポリウレタンを混紡して、保温力がありながら軽くストレッチ性の高い毛糸を作り、ブークレーと呼ばれるループ状に編んだセーターに仕上げています。 フワッとした質感はリラックスしたカジュアルスタイルと相性が良く、シャツとのコーディネートはもちろん、ラフなジーンズスタイルやTシャツなどとのコーディネートも肌当たり良く着用頂けます。 PANICALE(パニカーレ)は世界的なニットの産地でもあるペルージャに拠点を置くニットの専業メーカー。 先進的な技術と職人の手作業が融合したニットは、クオリティーの高さと暖かみがバランス良く共存する”メイドインイタリー”のセーターです。

ベーシックで上質な素材を使ったSANTANIELLO(サンタニエッロ)のストレッチウールパンツ

ソフトで上質な肌触りのエラスティル社の「エクストラファインストレッチウール」を使用したスリムシルエットパンツ。 シンプルなブラックカラーは通年ご使用いただけ、ビジネススタイルでもカジュアルスタイルでも活躍するアイテム。 ベーシックなアイテムだからこそ素材の持つ光沢感や質感等、素材の良さで差別化を図りたいですね。 デザインは「スリムフィット」をチョイス。 細身でスッキリとしたキレイなラインを作り出します。 サンタニエッロのパンツはこだわりのイタリア生産にもかかわらず、優れたコストパフォーマンスなのも魅力の1つです。

WINTER JACKET STYLE_…

ジェンテ スタイル32 ウィンタージャケットスタイル_2 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

ジェンテ スタイル32 ウィンタージャケットスタイル_2 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

ジェンテ スタイル30 ウィンタージャケットスタイル_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

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WINTER JACKET STYLE_2

寒色は男の基本色。これまで培ってきた、あの手この手を使いましょう

お次は寒色の話。 寒色といいますのは、イメージでいうところの氷や水、印象でなら落ち着きを与える沈静感のある色相、あるいは赤や黄色と比べて主張の少ない後退色の部類。 ざっくりと青緑から青系の色といっても、みなさまには伝わるかもしれませんが、念のため(笑)。 ちなみに寒色の相対を暖色、それ以外は中性色の分類です。 何だか寒空の下では不釣り合いと思われるでしょうが、そんなことはありません。 ネイビー、ブラック、グレー。 こうしてみればおわかりの通り、寒色系ってすべからく男の基本色ですからね。
さて、この寒色の柄ジャケット、どう飼い慣らそうか。 やり方はもちろんさまざまにあるけれど、おそらく一番手堅いと思われるのが、グレーパンツに合わせるという方法。 とくに上の写真のような、コントラストの落ち着いたストライプ柄なら間違いはない。 だって、ほら、ネイビー×グレーってアメトラよろしく、ジャケット&スラックスの鉄板色でもあるわけで。 こうした王道のスタリングイメージを拝借すると、柄ジャケットの活用術はかなり拡げられる。 それからもうひとつ着こなしをスマートにみせる上で大切なのが、素材の理解。 みなさまご存じの通り、ファッションは色の組み合わせからはじまる。 これに間違いはないはず。 でも、ときに素材は色ほどにものをいう。 身近な例でいうと、ウーステッドはフォーマルな印象が強く、逆にウーレンはカジュアルの分類。 今回の<チルコロ1911>のインディゴジャケットであれば、生地は刺子×ツイルでラフだから、主戦場はやはりカジュアル。 しかも、光沢のない素材感。 こうした素材の場合に、光沢の強いアイテムを合わせてしまうと、いわゆるチグハグが生じる。 要するに、ジャケットの味を削いでしまいかねないというわけ。 それは、上の着こなしからも、おわかりいただける通り。 素材感の強いアイテムを主役に据えるのであれば、色柄よりも合わせる同質感を優先する。これを意識すると、服選びはもっとスムーズになる。 ここまでしっかり作り込めれば、遊びの要素はほんのひと匙で十分。 たとえば、ほらハイネックの首元をご覧あれ!

素材感の良いツートンカラーのCIRCOLO1901(チルコロ1901)ストライプジャケット。

ストレッチ性の高いザックリとしたヘリンボーンの編地で、ブラック/ブルーのツートンカラーで仕上げたジャケット。 秋冬らしいボリュームのある生地でありながら、ストレッチ性の高い生地と秀逸なシルエットでスッキリと着こなせるジャケットに仕上がっています。 ブラックxブルーのシックなカラー同士のコンビネーションで、落ち着きのある仕上がりになっています。 ダークブラウンのボタンを採用することで秋冬らしい柔らか身みのあるテイストに仕上がり、秋冬の着こなしに多用されるブラウンカラーのアイテムとも相性の良い仕上げになっています。

高級感のあるPANICALE(パニカーレ)の定番タートルネックセーターにGIANNETTO(ジャンネット)のカッタウェーカラーのインディゴシャツ。

メリノウールで編まれたセーターは艶があり肌当たりも柔らか。   襟元は秋冬のスタイルにマストなタートルネックデザインで仕上げました。  程良く弛ませたり、しっかりと折り返したりと、その時々のスタイルで襟元に変化が持たせられ、時にはシャツ襟をのぞかせたりしても相性良くまとまるのは、タートルネックならでは。  身頃、袖部分ともにややタイトな作りでスッキリしたシルエットに仕上がっています。  ジャケットやニットアウターと組み合わせて使え、カジュアルスタイルから、ジャケットスタイルまで幅広く使えるマルチアイテムです。

ベーシックで上質な素材を使ったSANTANIELLO(サンタニエッロ)のストレッチウールパンツ

ソフトで上質な肌触りのエラスティル社の「エクストラファインストレッチウール」を使用した、スリムシルエットパンツ。 ミックス調のミディアムグレーカラーは通年ご使用いただけ、ビジネススタイルでもカジュアルスタイルでも活躍するアイテム。 ベーシックなアイテムだからこそ素材の持つ光沢感や質感等、素材の良さで差別化を図りたいですね。 デザインは「スリムフィット」をチョイス。 細身でスッキリとしたキレイなラインを作り出します。 サンタニエッロのパンツはこだわりのイタリア生産にもかかわらず、優れたコストパフォーマンスなのも魅力の1つです。

WINTER JACKET STYLE

ジェンテ スタイル30 ウィンタージャケットスタイル_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

ジェンテ スタイル30 ウィンタージャケットスタイル_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

ジェンテ スタイル30 ウィンタージャケットスタイル_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

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WINTER JACKET STYLE

暖色ジャケットは、ちょっと遠回りして引き締める

街も秋に色づきはじめたこの時期に、主役級の働きを担ってくれるアイテム。 たとえば、最近流行のインナーダウンでラクするのもいいけれど、ことに大人を意識するならカジュアルジャケットを使わない手はない。 もちろん、カジュアルジャケットとひと口にいっても、様々なタイプがある。なかでも日本人にとって鬼門とされているのが、柄ジャケット。 何がどう鬼門なのかというと、選択を見誤るとカントリー臭が際立つし、ともすれば一気に10歳は老けて見えたりもするから。 サイズが合う/合わない以前に、柄や配色に注意が印象を大きく左右するのだ。そこで今回は、柄ジャケットに暖色を選ぶ? それとも寒色?というお話。
季節感を踏まえれば、やっぱり手軽いのは暖色系。 もちろん、寒くなったことで暖かみのある色が欲しくなるという気分の問題もあるけれど、より理屈っぽくいえば、以前お伝えした通りのこと。 要するに、木々の色彩とともに光量が弱くなり、目に映る景色全体が黄色味を帯びるから。 で、なかでも今季選ぶべき色として注目を集めているのがキャメルやブラウン、柄は中庸といった塩梅。 キャメルにブラウンは、男性服のベーシック。しばしばトレンドカラーに担ぎ上げられてきた色だし、ウォーム感のなかにも渋さやリッチ感がある。 このラグジュアリーな印象が、最近の休日服にみるドレス傾向に、見事にフィットしてくれるというわけ。 ただ、この茶系の旨味を存分に生かすには、ちょっとしたテクニックが必要。そのテクニックというのが、“アク抜きを促進させる”というもの。見た目にリッチな茶系は、一本調子だとどうしてもほっこり感を強く主張してしまう。 となると、得意のホワイトパンツを使った着こなしもボンヤリしてしまう。 そこで上の写真のような、ネイビー×ブラウンのハングトゥース柄を選ぶ。これであれば、ブラウンの旨味を残しつつ、かつ優しげな印象をシャープに引き締めるから、ホワイトを使ったアク抜きも断然はかどるってわけ!

トレンドのハウンドトゥースチェックが効いているCIRCOLO1901(チルコロ1901)のウールジャケット

保温性の高いアルパカウールをベースに羊毛とナイロンを混紡した、伸縮性の高いニットジャケット。 暖かみのある起毛素材を使い、ソフトな肌触りで着用ストレスも無く高級感のある仕上がりになっています。 ブラウンをベースにネイビーのやや大きめサイズのハウンドトゥースチェックを配し、アクセントを持たせながらも、秋冬らしいシックな色合わせで仕上げています。 胸ポケットはバルカポケット、ボトムはパッチポケットを配し、袖口は開き見せ、ベントはサイドベンツに仕上げています。 タイト過ぎないシルエットで着心地の良い仕上がりになっています。

SANTANIELLO(サンタニエッロ)のライトカラーコットンパンツでスッキリとした印象に

ソフトで上質な肌触りのコットンツイル生地を使ったスリムシルエットパンツ。 ストレッチの効いた素材は細身のシルエットでも着用感が良く、キレイなラインを作りながらコンフォートな着心地を提供してくれます。 3シーズンご使用いただけ、ビジネススタイルでもカジュアルスタイルでも活躍するアイテムで、重くなりがちな秋冬の着こなしを軽く見せてくれます。 サンタニエッロのパンツはこだわりのイタリア生産にもかかわらず、優れたコストパフォーマンスなのも魅力の1つです。

最高級のクロコダイルレザーを使ったANDREAVENTURA(アンドレアベンチューラ)のスリップオンシューズ

最高級のクロコダイルレザーをパーツ毎に鱗の大きさを変えて使用した贅沢なコインローファー。コバの無いドレッシーなデザインでやや細めのトゥーを採用、スッキリとしたシルエットに仕上げています。ソールはレザーソールにラバーを組み合わせた実用的なソールを採用しています。Andrea Ventura(アンドレア ベンチューラ)は伝統的な重厚さを持つ英国のシューズとは趣の異なる、デザインやスタイル、軽快な履き心地が特徴のイタリアンシューズ。 職人によるハンドメイドはそのままに、伝統的な靴の概念や慣習に囚われることのないスタイリッシュでモダンなシューズを提案しています。

SPORTS CASUAL STYLE_…

ジェンテ スタイル30 ウィンタージャケットスタイル_2 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

ジェンテ スタイル30 ウィンタージャケットスタイル_2 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

ジェンテ スタイル30 ウィンタージャケットスタイル_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

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ミリタリーや山モノ贔屓の今季は、ニットでも脱コンサバを!

秋に恋しくなるのが、ニットの一手。 保温性はもとより、リラックスした着心地、上品さ&優しげな印象の底上げという意味でも、実用性の高さはシャツに負けず劣らず。 さらにいえば、テイストの幅広さも随一。 それこそカジュアルであれば、フォークロア、ワーク、ミリタリー、スクール、スポーツなど、枚挙に暇がない。 もちろん、列挙したジャンルひとつひとつに特色はあるのだけれど、それを逆手に取って“遊び”に転換することも可能。 ようするに、出自さえ知っていれば、簡単に自分らしいスタイリングが成立可能。 これほど使いやすいワードローブは他にない! というわけ。 ただ、その使いやすさゆえに、凡百に収まりがち。 例えば、シャツにニットにスラックス。これももちろんコンサバで素敵だけど、ミリタリーや山モノ贔屓の今季ならではの、ひとひねりが欲しいところ。
 で、実際にどう着こなせばいいのか。その回答のひとつが上の写真。 ご覧の通り、トップスは<ストーンアイランド>ニットカーディガンを主役に、シャツとナイロン×ニットのコンビネーションダウンベストのレイヤリング。 こうした肉厚のニットであれば、インナーダウンをサンドウィッチしても、外への干渉は心配無用。また前立て裏にフェルトを当てているため、キレイめでありながら、硬派な雰囲気にも振れるという旨味も持ち合わせている。 このトップスを大人っぽく飼い慣らすために用意したのが、ウールスラックスとマウンテンブーツ。と、どうなるか。 一見すると力技に思える組み合わせだけど、ここでブーツの素材が効く。 アッパーに採用されたのは、バイソン風カウレザー。 本格的なマウンテンブーツではまずお目に掛かれないワイルドな光沢が、キレイめと硬派のちょうどいい架け橋になってくれる。 それでいて質感はソフトだから、履き心地の面でもリラックスした気分を乱さない。 量感のあるトップスに対して、これなら釣り合いも取れるでしょ?

使い勝手の良いストーンアイランドの定番ニットアウター

毎年リリースされる、ストーンの定番ニットアウター。 襟元はスタンドカラーにチンストラップを付け、前立てにはフェルト生地を張り、ボタンとジッパーのダブルクロージャーで仕上げています。 素材はウールにナイロンをミックスした毛糸を採用し、「軽さ」「丈夫さ「扱いやすさ」を併せ持たせています。 ミドルゲージの毛糸で編まれ程良いボリューム感に仕上がりアウターとしてもインナーとしてもご使用いただけ、秋冬シーズンには長い期間着用が楽しめるアイテムです。STONE ISLAND(ストーンアイランド)は、ミリタリーデザインを踏襲しながら、高級感のあるハイクオリティーな素材を多用することで他には無い独自のスタイルを築き、物を知る世界中の大人達を唸らせています。

様々な着こなしが楽しめるパニカーレのハイブリットジレ

前身頃にはナイロン素材にポリエステルの中綿パテッド、後ろ身頃にはハイゲージのニット地を合わせ着用時のフィット感を高めながら保温性の高いジレに仕上げました。 カットソーなどと合わせたカジュアルスタイルにはもちろん、シャツやジャケットと組み合わせたスタイルなどにも相性が良く、幅広い着こなしに対応します。 PANICALE(パニカーレ)は世界的なニットの産地でもあるペルージャに拠点を置くニットの専業メーカー。 先進的な技術と職人の手作業が融合したニットは、クオリティーの高さと暖かみがバランス良く共存する”メイドインイタリー”のセーターです。

アンドレアベンチューラが作る味出し加工が活きているクラシックなテイストのマウンテンブーツ

シュリンク加工を施したソフトなレザーを使用しクラシックなカラーを採用したマウンテンブーツ。 足首周りにはパテッドを仕込み保温性とソフトは履き心地を作り出しています。 ソールは街履きを意識した軽く柔らかなビブラムソールをチョイス。 見た目のボリューム感に比べ軽量に仕上がっています。 コーディネートに取り入れるだけで雰囲気のある秋冬のカジュアルスタイルを演出してくれます。Andrea Ventura(アンドレア ベンチューラ)は伝統的な重厚さを持つ英国のシューズとは趣の異なる、デザインやスタイル、軽快な履き心地が特徴のイタリアンシューズ。 職人によるハンドメイドはそのままに、伝統的な靴の概念や慣習に囚われることのないスタイリッシュでモダンなシューズを提案しています。

SPORTS CASUAL STYLE

ジェンテ スタイル28 SPORTS CASUAL STYLE

SPORTS CASUAL STYLE

SPORTS CASUAL STYLE

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SPORTS CASUAL STYLE

アメカジのハードな印象は、ぬくもりのある素材感でいなす

当然のようにファッションのトレンドは移り変わっていく。 極端にいえば、今日は最先端であっても、次の日には霞んで見えることだってある。 だから、また新たな流行に袖を通す。 ?この繰り返し。 若い頃はこうして新陳代謝を促していたけれど、大人になった今に思うと、常に真新しく自分を装うというのは、気骨がないし、ともすれば無理をしているように見えるかも。 でも、だからといって、今すぐに自分らしさ見つけるなんて難しいわけで……。 ?そこで頼るべきは、やはり昔取った杵柄。 よくよく周りを見渡せば、スウェットやデニムといった、慣れ親しんだアイテムが返り咲いているわけだし、これを活用しない手はない。
そこで参考にして欲しいのが、このスタイリング。 ?たとえば、パッと思い浮かべるジージャンってどれもが土臭いイメージだけれど、これは一見それと気づかれないくらい上品に着こなせているはず。 着用したのは、サードタイプをモチーフにしたCIRCOLO 1901〈チルコロ 1901〉の新作。 ?身幅にややゆとりを持たせながらタイトに引き締めたシルエット。 それでいて、素材にハリのある肉厚スウェットを使うことで、デニムの剛健さをほぐしつつ、ジージャンらしい端正な印象を留めている。 インディゴにブラックを重ねて、色合いに深みを持たせたブラックインディゴもまた、それを好印象に相乗するポイントだ。 ただ、このブルゾンに対して、B.D.シャツやコットンパンツで、コテコテのアメカジに武装するのは、ちょっといただけない。 今の気分を捉えるなら、リラックスへの目配せが大事。 そこでヘンリーネックT&ニットパーカの上にブルゾンを重ね、ボトムスはスウェット素材のスラックス、そして足元はスウェードスニーカーという組み合わせ。 ルーズに映らない丈感、モノトーンのカラーパレット、そして素材感のコントラストを抑えること。 こうするだけで、パーカをレイヤードするスポーティなアメカジスタイルも、大人っぽく上品に着こなせるはず!?

今年の新色を使ったジージャン風スウェットジャケット。

  • CIRCOLO1901ジャケット

チルコロが独自に開発したストレッチ性が高く保温性の高いスウェット生地を使ったジージャン風スウェットジャケット。 インディゴ染めをした後に、ブラックの染料で重ね染めを施し、深みのあるカラーに仕上げた「ブラックインディゴ」と呼ばれる新色を採用しています。 今年トレンドのブラックカラーはモードなテイストを合わせ持ち、着こなしの幅を広げてくれるカラーです。 ややゆったり目のシルエットですので、自分のスタイルによってサイズ選びをコントロールすると好みの着こなしを楽しめます。

シルエットが秀逸なチルコロの定番スウェットパンツ。

  • GIANNETTOシャツ

チルコロが独自に開発したストレッチ性が高くコシのあるスウェット生地を使用したパンツ。 股上はやや浅く程良くスリムなシルエットは、ジャケットを合わせても違和感が無いほどスッキリとしてキレイな仕上がりになっています。 ニットアウターなどとのカジュアルな組み合わせはもちろん、ジャケット合せたキレイめなスタイリングとも好相性です。 ウエストの内側にはドローコード、外側にはベルトループが付きどちらのスタイルにも対応が可能です。

リュックとしてはもちろん提げても使いやすいバッグ。

  • ANDREA VENTURA SHOES

撥水加工を施したリップストップのナイロンキャンバスの生地を使い、強度、軽さ、耐水性を併せ持たせた リュック型バッグ。 シンプルなデザインとスモーキーカラーで、ヨーロッパのテイストを色濃く感じさせるバッグに仕上がっています。 自転車に乗る方にもおすすめのデザインです。 ALLY CAPELLINO〈アリー・カペリーノ〉は1980年にロンドンで生まれたブランド。 デザイナーは創始者でもあるアリソン・ロイド。ブランドのネーミングは彼女の名前に由来しています。 アリー・カペリーノのコレクションのキーワードは“Simple”、“Modern”、“Timeless”。 常に創造性に溢れ、新鮮な驚きを追い求めながらも本質的なスタイルを見失わず、究極の実用性を兼ね備えたバッグを作り続けています。

秋のジャケットスタイル_2

ジェンテ スタイル27 秋のジャケットスタイル_2 L.B.M.1911 jacket style

L.B.M.1911 JACKET STYLE

L.B.M.1911 JACKET STYLE

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AUTUMN JACKET STYLE_2

難しい柄ジャケは置き換えの法則で飼い慣らす

さて、お次はチェック柄。いわゆるパターンド・ジャケットと呼ばれるアイテムのひとつだ。 毎日のスーチングでダークトーンを手に取らざるを得ない背景を考えると、休日用であれば、この手のカジュアルジャケットに目を向けがちなところだろう。もちろん、これだって大人であればクローゼットに1着は用意しておきたい選択肢のひとつではあるのだけれど、ベーシックなソリッドジャケットと比べると、上級者向けであることは心に留めておきたいところ。 というのも、ファッションの手はじめは色の組み立てにあるからだ。 よほどの手練手管でない限り、華美なパターンド・ジャケットは、のちのちの構築に戸惑うだろうし、なによりも力みが滲み、大人の余裕を醸し出すどころではなくなってしまう。 簡単にいうなら、服に着られてしまうわけだ。それであっては、自然体でジャケットを着こなすことはまず難しい。 では、このパターンド・ジャケット、一体どう飼い慣らすべきか。テクニックの指標とすべきは、やはり色にある。そこで、マドラスチェックのような華美さは一旦忘れて、季節的なフレバーとして深いグリーンを選んでみてはどう?  スーチングにおける基本色はブラック、チャコール、ネイビー、ブラウン。そのため、グリーンジャケットは難しいように思えるけれど、カジュアルにまで目を向けてみれば、グリーンはミリタリーカラーそのもの。 前回の記事に書いたように、ジャケットは本来リゾートウェアであるのだから、小難しく考えることなくカジュアルな気分で羽織るのが正解なのだ。というわけで、今回の着こなしはミリタリースタイルに置き換えて、ベーシックな休日ウェアにグリーンジャケットを投入した。 敢えてポイントを挙げるなら、シャツは白のカッタウェイで、細身のデニムは、チェック柄&チーフにリンクするような味出しタイプ、そして軽快さを印象付けるタッセルローファーに、ライトブラウンを選んでいる点。そう、どれもジャケットと比べて明るいトーンを選んでいる。これによってグリーンジャケットの色気を引き立たせつつも、柄モノ特有のワル目立ちもしっかり制御している。 どう? ちゃんとお行儀よく飼い慣らせているでしょ!?

トレンドのミックスウールを使ったL.B.M.1911 (エルビーエム1911)のライトジャケット。

  • L.B.M.1911ジャケット

ウールをベースに化繊をミックスすることで、軽さと丈夫さ、扱いやすさを併せ持つジャケットに仕上げています。 トレンドのグリーンをベースカラーにベージュのチェックを組み合わせる事で、ラフな着こなしでもトラッドっぽいコーディネートに仕立ててくれます。

L.B.M.1911〈エルビーエム1911〉は、イタリアを代表するテイラーリングメーカーとして君臨するLUBIAM社のスポーツラインとして、2006年に誕生しました。 伝統的なテイラーリング技術を踏襲したパターン、縫製、そして洗練されたスタイルで、洋服本来の着ることの楽しさを提案しています

洗いざらしで着たいGIANNETO(ジャンネット)の定番ホワイトオックスシャツ

  • GIANNETTOシャツ

定番のオックスフォード生地で作られたホワイトシャツはノータイでカジュアルに着るのはもちろん、カジュアルなニットタイやウールタイと合わせたタイドアップもお勧めです。 今回は定番カラーのホワイトに加え、イタリアンブランドらしい深みのあるネイビーをご用意しています。 シルエットは日本人の体型に合わせて袖丈がアジャストされておりスリムフィットですが、細くなり過ぎないようにノーダーツ仕上げにしています。

Giannetto〈ジャンネット〉は、イタリアンサルトの技術をベースに、厳選した素材やハンドメイドの工程を駆使して作られるシャツブランドです。 美しさとゆとりを併せ持つ身体に沿うフィッティングと、エレガントでラグジュアリーなテイストを、モダンな日常着として提案しています。

秋の着こなしに映えるANDREA VENTURA(アンドレアベンチューラ)のタッセルシューズ。

  • ANDREA VENTURA SHOES

ライトブラウンのカーフレザーにウォッシュ加工を施したタッセルスリップオンシューズ。 革の表面にはウォッシュ加工によるシワが寄り独特の質感に仕上がっています。 マッケイ製法で仕上げる事でシューズを軽く仕上げ、足を包み込むようなフィット感を作り出します。ライトブラウンのカラーはコーディネートのアクセントとなり、重くなりがちな秋冬のスタイリングを軽快に演出してくれます。

Andrea Ventura(アンドレア ベンチューラ)は伝統的な重厚さを持つ英国のシューズとは趣の異なる、ロングノーズのスリムで甲の低い繊細なスタイルと軽快な履き心地が特徴。 職人によるハンドメイドはそのままに、伝統的な靴の概念や慣習に囚われることのないスタイリッシュでモダンなシューズです。

秋のジャケットスタイル_1

ジェンテ スタイル26 秋のジャケットスタイル_1 circolo1901 jacket style

giaannetto シャツジャケットとジレのセットアップコーディネート

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AUTUMN JACKET STYLE_1

ジャケットスタイルは、黒の引き算でもっと自由に華やぐ!

こと日本人にとって、セットアップスーツはオンの制服。 非常にかしこまった部類の装いととらえている人は多いだろう。 そのため、休日にジャケットを!という提案にも、どこかぎこちなさを感じてしまっているはず。
でも、案ずることなかれ。 そもそもジャケットは19世紀半ば、リゾートウェアとして生まれたというのが定説。 つまり、非常にカジュアルなデイリーウェアだったりする。 そこにスーチングに見られるような暗黙の了解は存在しないし、むしろTシャツ一枚で出歩くときと比べてシーンの制限もなくなる。
よくよく考えれば、大人としてこれほど見晴らしをよくしてくれるアイテムってほかにないでしょ!?

さて、ジャケットの誤解をほぐした後は、次の問題。 結局、どんなものを着ればいいの?ってこと。 秋冬のカジュアルジャケットといえば、ツイードや紺ブレが代表格だけど、そればっかりに頼っていたら、ジャケットスタイル本来の持ち味である“自由度の高さ”が損なわれてしまうかも。 自分のスタイルを守るのは、それはそれとして正解だけど、いまを生きる大人としては、やっぱり時代と添い寝する感覚も残しておきたい。
そこでぜひ袖を通しておきたいのが、リラックス感がナチュラルに醸し出せる、CIRCOLO1901<チルコロ 1901>のジャージー素材だ。 これに引き揃えて、インナー&シューズにもブラックカラーを選び、パンツはSANTANIELLO<サンタニエッロ>のフラノ素材で季節感をアピールする。
そして最後の仕上げに、首元に巻いたスカーフで艶のスパイスをひと絞り!  敢えてダーク系のトーンでまとめることで、顔まわりが立体的に華やぐし、それと同時に秋らしい落ち着きと渋みが抽出できる。色味の引き算も考え方仕出しってわけ。 どう、簡単でしょ? この手のジャケットスタイルって、清潔さを意識するあまり白シャツを選びがちだけど、こうしたさり気ない艶出しができるものダークトーンの旨味。 ましてや一介の重厚系ジャケットでは、こうは上手くハマらないはず!?

CIRCOLO〈チルコロ〉の定番ジャケットもニューカラーのブラックで引き絞まるスタイリングに。

チルコロが独自に開発したストレッチ性が高く保温性の高いスウェット生地に製品染めを施し、深みのあるカラーリングに仕上げたジャケット。 秋冬らしいボリュームのある生地でありながら、ストレッチ性のある生地と秀逸なシルエットで、スッキリと着こなせるジャケットに仕上がっています。 今年トレンドのブラックカラーは、シックなスタイリングからラフに着こなすデニムスタイルまで、インナー次第で幅広く対応するマルチジャケットです。

ドット状のドビー織りで重くなり過ぎない GIANNETTO(ジャンネット) のブラックシャツ。

ウォッシュ加工で、程良く擦れたブラックカラーに仕上げたドビー織りのブラックシャツは、ジャンネットの「WASHING DIVISION] シリーズ。 秋冬の比較的しっかりした生地でありながらウォッシュ加工を施し、柔らかく肌当たりの良いソフトな質感に仕上げられています。 ドビー織りで出来た立体的な質感にウォッシュ加工を施す事で更に生地に陰影が生まれ、のっぺりとしがちなブラックシャツにアクセントを与え、独特な質感を作り出しています。 シルエットは「スリムフィット」と呼ばれる定番の セミスリムシルエット。 日本人の体型に合わせて袖丈がアジャストされており、スリムフィットながら、細くなり過ぎないようにノーダーツで仕上げています。

履くだけで秋冬のスタイリングが楽しめるSANTANIELLO(サンタニエッロ)のウールパンツ。

ウールフランネルの様な起毛した表面感があり、見た目と共に暖かさを提供してくれるパンツ。 ウール素材にナイロンを混紡することでボリュームのある生地ながら軽さのある履き心地を作りだしています。ミックス調のミディアムグレーはビジネススタイルでもカジュアルスタイルでも活躍するアイテム。 素材感と相まって柔らかいテイストのコーディネートを作り出してくれます。 デザインは「スリムフィット」をチョイス。 細身でスッキリとしたキレイなラインを作り出します。 サンタニエッロのパンツはこだわりのイタリア生産にもかかわらず、優れたコストパフォーマンスなのも魅力の1つです。

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ジェンテ スタイル

giaannetto シャツジャケットとジレのセットアップコーディネート

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秋口の街歩きは、気心知れたパートナーと一緒に!

9月に入り新学期もスタートし本格的な秋の幕開け。 まだまだ暑さの残るこの時季だが、そろそろクローゼットと衣替えの相談をはじめてみてはどうだろう。  手っ取り早くトレンドを割り出して装いを組み立てていく、これもひとつの手ではあるけれど、キャラ立ちという点では踏み込みが足りないかも。  大人に求められる個性をものにするには、基本を踏まえたうえで定番から一歩踏み出す冒険心が必要だったりする。  何度もお伝えしている通り、着こなしの基本は、色、素材、シーンの把握。 それに加えて、季節と上手に付き合うことも、巧みさを演出する上で欠かせない要素となる。  具体的にいえば、太陽光線の強い夏場は明るい色が好まれ、光線の弱い冬ほど暖色がマッチするといった具合。  また夏に暑苦しく、冬に寒々しく映るようでも、まわりに対する配慮に欠くのもいただけない。  そういう意味で、暑くもなく、寒くもなく、景観に秋らしさも感じないこの時季は、装いと季節の折り合いがつきにくくなる。
そこで簡単に真似できるテクニックをひとつ。ポイントはインナー使いだ。
インディゴ染めのシャツファブリック使ったジャケット&ジレはどちらもGIANNETTO〈ジャンネット〉、テーパードパンツはNINE:INTHE:MORNING〈ナイン イン ザ モーニング〉、足元にはANDREA VENTURA〈アンドレア ベンチューラ〉のブラックダブルモンクといった組み合わせ。  色数を3つに絞った統一感のある装い。  しかも、こうした革靴とジャケットの組み合わせとなると、自然とシャツに手を延ばしたくなるのが男のサガでしょ?  でも、それだと没個性に映りかねないし、キマりすぎて窮屈にみられる心配だってある。  そうした印象を一気に解きほぐすのが、インナーの役割だったりする。  選んだのはCIRCOLO1901〈チルコロ1901〉のTシャツ。  コレがいいのは、お行儀のいいクルーネックにあるだけでなく、普段から着慣れたアイテムだということ。  もちろん、Tシャツ特有のカジュアル感の中和、それから秋らしいボリューム出しのために、ジレの仲立ちは欲しいけど、それ以上に背筋が伸びるようなインナーを配すると、チグハグさが粗目立ちしてしまうから。  なんにせよ、既定路線から踏み出すには、気心知れた相棒の存在は欠かせないでしょ?

3シーズン着れる GIANNETTO〈ジャンネット〉 の定番デニムシャツジャケット。

シャツメーカーであるジャンネットが提案する「シャツ生地」を使ったジャケット。 シャツとしてはややオンスが高めのデニムシャンブレー生地を使ったジャケットは、肩周りをややタイトに仕上げ、身頃はややゆとりを持たせた作り。リラックスしたフィット感でありながら、スッキリとキレイに見えるシルエットに仕上げました。 過剰なディテールを省き、軽量でラフなジャケットは、シャツとのコンビネーションはもちろん、カットソーとの相性も良く季節の変わり目に活躍するジャケットです。

レイヤードスタイルに最適な GIANNETTO(ジャンネット) のジレ。[未入荷]

季節の変わりめに着こなしの幅を広げてくれるジレ(ベスト)。 ベーシックなインディゴカラーのこちらのモデルは白ベースのシャツやTシャツに合わせるだけで爽やかで雰囲気の良いコーディーネートが出来上がります。 また、シーズンが深まれば、ネルシャツやウールシャツはもちろん、ウォッシュアウトしたデニムシャツなどを合わせてインディゴの濃淡を楽しむ 上級コーディネートもお奨めです。

新しいシルエットが楽しめる NINE:INTHE:MORNING〈ナインインザモーニング〉 のワンタックパンツ。

コットンのサテン生地を使ったブラックパンツ。 股上がやや深くワタリはワンタックのデザインを採用。裾口へ向けてテーパードを効かせたデザインで、クラシックなパンツのシルエットとは一線を画し、ファッションを色濃く感じさせるデザインに仕上がっています。 イタリアの洋服好きの間では、ジャケットスタイルにこのスタイルのパンツを合わせるのがひとつの形として定着しはじめ、新しいスタイルとして注目を集めています。

METROPOLITANO STYLE

ジェンテ スタイル

panicale ヘンリーネックニットを使ったコーディネート

STYLE-24 METROPOLITANO

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METROPOLITANO

ダメージ以上リジッド未満のインディゴで季節感を薫らせる

春夏からのトレンドを汲み取れば、どこかにデニムを使ったスタイルが気になるという方が多いかもしれない。  でも、よくよく市場に目を向ければ、盛りを迎えはじめたのは90年代ストリート風味のダメージモノだったりする。  ラギッドな男臭さが一周して、モードの香りすら感じるダメージデニム。  それももちろんありだけれど、ジャケットと併用してトラウザーズ代わりに? と考えるのであれば、少々テイストの落差がつきすぎるのが難点かと。  そこで昨今、救世主として浮上したのが、ドレスパンツ仕立てのリジッドデニム。  デニムゆえのカジュアルな表情、それでいてきちんと感もフォローする美しいシルエットは、オンオフ股にかける絶妙なアイテムとして高い人気を博している。  というわけで、その手のアイテムはすでに皆さんお手持ちのはず。  せっかく新作に狙いを定めるのであれば、似たような1本ではなく、“もう一声欲しい”というのが正直なところかと。
そこで今回取出したるはNINE IN THE MORNING〈ナイン イン ザ モーニング〉のこの1本。  いわゆるインディゴ染めのデニムを使ったドレスパンツ。  でも、普通のデニムの風合いとちょっと違うことには気づいている? じつはこのデニム、さり気なくメランジやネップが入っている。  これってオーガニックデニムでよく見る表現だけど、ドレスパンツに落とし込まれていると、どこか新鮮でしょ?   見た目に適度なきちんと感とリラックス感が共存しているし、もちろんストレッチ性のある生地だから着心地はバツグン。  まさにダメージ以上リジッド未満。  で、この風合いを活かすべくトップスにセレクトしたのは、パンツの生地感を共有するPANICALE〈パニカーレ〉ヘンリーネックニット。  ジャケットスタイルではおなじみのネイビー×ブラウンの掛け合わせ(アズーロ・エ・マローネ)をカジュアルウェアに落とし込むという試みも、季節感を薫らせる有効打になったりするかも!?

PANICALE 定番のヘンリーネック ウールセーター。

メリノウールで編まれたセーターは艶があり肌当たりも柔らか。 襟元はロール加工を施した2つボタンヘンリーネック。 トップボタンをはずすことでリラックスした感じの、こなれた着こなしを演出できます。 身頃、袖部分ともにややタイトな作りで単品で着用した際のシルエットの良さはもちろんの事、ジャケット等との重ね着もし易く使い勝手の良いデザインに仕上がっています。  Tシャツはもちろん、ドレスシャツとの相性も抜群で、カジュアルスタイルからジャケットスタイルまで幅広く使えるマルチアイテムです。

NINE IN THE MORNING(ナインインザモーニング)の新しいタイプのデニムパンツ。[未入荷]

今シーズンから展開するナインインザモーニングのデニムパンツ。 他ではなかなかお目に掛かれないインディゴ染めローデニムにメランジやネップを織り交ぜた生地はストレッチが効き着心地も抜群。  独特なシルエットは、股上が深く、ワタリ太め、裾へ向けたテーパードがキツメに効いたデザイン。 程良いモード感がありながらドレスシューズやジャケットとも相性が良く、様々なスタイリングにマッチします。  新しいニュースの少なかったイタリアンパンツカテゴリーに新風を吹き込むスタイルを提案しています。

ダークグリーン が新鮮な秋らしい L.B.M.1911 のチェックジャケット。[未入荷]

ウールをベースに化繊をミックスすることで、軽さと丈夫さ、扱いやすさを併せ持つジャケット。  ダークグリーンをベースにベージュのチェックを施し、秋らしいカラーに仕上げています。 絶妙なカラーリングはデニムはもちろん、ほぼ全てのトラッドカラーと相性が良く、使い回しが効くジャケットに仕上がっています。

ダークサマー_2

ジェンテ スタイル

giannettoリネンシャツを使ったコーディネート

STYLE-22 DARK SUMMER

STYLE-22

DARK SUMMER_2

節度ある大人は素材の違いで夏を味方に付ける

 さて、前回のボーダーシャツに引き続き、ダークサマーな着こなしをひとつ。  着こなしの軸となるのは、シャツとショーツだ。  いまでこそ大人の街歩きの定番アイテムに数えられるショーツだけど、ヨーロッパのものさしで考えれば、あくまでリゾート用。  そもそも開放的でラクチンである一方で、子供っぽく見られるというハードルはいつまでも付きまとっている。  ビーチのない街中に持ち出すには、やっぱりちょっとした気遣いは必要だ。  ショーツのシルエットは太過ぎず、ピタピタ過ぎず、丈感は膝よりもちょっと上、色はシックなダークカラー、そしてトップスには襟付きのシャツ。  と、去年までのセオリーはもちろん遵守する。  その上で、ダークカラーのスパイスを効かせるとどう?   パステルカラーやホワイトを基調とするリゾートテイストの着こなしと比べると、意外ほどに大人っぽく、かつ新鮮味を醸し出しているでしょ?
今回のスタイリングは、GIANNETTO〈ジャンネット〉のリネンシャツ、PANICALE〈パニカーレ〉のパイルショーツ、ANDREA VENTURA〈アンドレア・ヴェンチューラ〉のローファーといった組み合わせ。  見るからに清涼感抜群! それでも大人っぽさを担保する秘訣が、全身ネイビーのワントーンにはある。  とはいえ、なんでもかんでも全身ネイビーなら大人っぽい!というわけでもなく……。  よ?く目を凝らせば、おわかりいただける通り、素材選びに小技が見て取れるでしょ?   シャツはリネンで、ショーツはパイル、そしてローファーは毛足の短いスエード。  シャツに対して着こなしの土台となるショーツのネイビーが濃く見えるのは、リネンとパイルの繊維密度の違いによるところが大きいわけで。  つまり、同じ色でもテクスチャーが変われば、ニュアンスは微妙に変わる。  この塩梅を上手に手なづけることができれば、あの手この手の奇抜さはもはや不要。  お決まりのワントーンの着こなしでも、涼やかに、上品に、自分なりのお洒落が楽しめるはず!

素材感が活きる絶妙なカラーリングのGIANNETTO(ジャンネット)リネンストライプシャツ。

同色系をチョイスしたネイビーとブルーのシックなコンビネーションストライプは、派手になりがちな太めのピッチでも、落ち着いた印象と清涼感を演出してくれます。  製品染めが活きる発色の良さはリネン素材ならでは。 素材の粗さと染めのムラ感が絶妙にマッチしています。  シルエットは「スリムフィット」、細くなり過ぎないようにノーダーツ仕上げ、襟型は「カッタウェー」をチョイスすることでラフな着こなしに品を与えてくれます。  日本人の体型に合わせて袖丈がアジャストされているので、インポートアイテムならではの袖余りを軽減できます。 ダークカラーは前立てにあるジャンネットのアイコンマークである「太陽」は、夏との相性も相まって良く映えます。

ダークカラーでも重くならないPANICALE(パニカーレ)のパイル素材のショートパンツ。

肌当たりが良く、スポーティーな印象が夏にぴったりなショートパンツ。 パイル素材ならではのループ編みによりベタッとした重い印象がなくなり、爽やかに履いて頂けます。 着丈のバランス、裾口の幅も絶妙で軽快、スッキリとした印象を作り上げています。 クリーンな質感のトップスよりも素材感のあるアイテムと相性が良いので、カットソーやニット、布帛では麻素材などを合わせるとコーディネートのなじみが良く、自然なコーディネートを作り上げる事が出来ます。前立ては作らずウエストにはドローコードを採用し、軽く仕上げたイージーフィットタイプです。

夏には欠かせないアクセサリーたちはコロニアル風味のシンプルアイテムをチョイス。

シンプルになりがちな夏のコーディネートにアクセントを与えてくれるファッションアクセサリー。 大人っぽさを演出するのであれば、存在感がありながらもやはりシンプルなアイテムをチョイスしたい。  素材感のあるアイテムをチョイスしたコーディネートであれば、ナチュラルな印象を感じさせるシックなリゾート風にまとめ上げるのが常套手段。  溶岩石やウッドなどナチュラルな素材をチョイスしたアクセサリーは、さりげないアクセントとしてコーディネートを引き立て、ブラックのウェリントン型のサングラスはクラシックな印象を演出し、コーディネートを引き締めます。