CHECK JACKET STYLE

ジェンテ スタイル75 2018 AUTUMN_WINTER CIRCOLO1901(チルコロ1901)のプリントジャケットのコーディネート_リスト画像

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STYLE-75

CHECK JACKET STYLE

脱マンネリ化を実践する、大柄チェックジャケット&編み柄タートル

大人になり基本的なワードローブは充実しているというところで、脱マンネリ化の一手として突破口となりうるのがチェックジャケットだろう。伝統的で馴染みがあるし、とりわけ大柄のものは、このところモードからの潮流でトレンドでもある。
とはいうもののドレスクロージングのなかでは結構な派手柄となる大柄のチェック。ここがネックでちょっと敬遠してしまう向きとて少なくないはず。
これを救出してくれるのが同系色トップスだ。つまり、ジャケットの柄と同系色のインナーと合わせるということ。これが案外簡単なので、ぜひ試して見てほしい。基本的にチェックは2色以上使われているのでピックアップする色を好みに選べるのがポイントだ。互いの色みがリンケージされてコーディネイトにまとまりが生まれるのはこちらのコーディネイトとて同じこと。
ジャケットにチョイスしたのは、CIRCOLO1901<チルコロ1901>のコットンジャージータイプ。ライトブラウンやダークブラウンなどのレンジの広いカラーリングで、メリハリをつけた一枚。
さて、問題は拾う色を以下に展開するか。このあたりがセンスとなるだろう。もちろん拾うのはブラウン。そこから、同系のなかでもかなり明るいマスタードカラーのタートルネックニットをチョイスした。ブランドは、同じくCIRCOLO1901<チルコロ1901>。イタリア生まれの発色の良さが肝となる。お題目が「脱マンネリ」である以上、時代の気分を映すのは必定。となれば、思い切ってトライする価値はあるだろう。何しろ同系色のまとまり感は信頼に足るもの。それは、こちらのビジュアルが証明してくれる。
最後に、ボトムス選びだが、トップスを揃えたために、あまり気遣わずにキマるのがありがたいところ。例えば、はきなれたきれいめ系のデニムでOK。ここでは、BRIGLIA<ブリリア>の定番をチョイス。細身ですっきりまとまってくる。
結果、ヨーロピアンな香り漂う大人の風情。チェックジャケットを巧みにこなして、マンネリにおさらばしたいところだね。

クラシカルなのに、その実、現代的なジャージー素材を使用

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ツイードのように見えるが、こちらはコットンジャージーによる一枚仕立てのジャケット。ジャージー素材を得意とするCIRCOLO1901<チルコロ1901>の面目躍如たるところ。着心地が柔らかく、厚手のニットの上に羽織ってもストレスなく体を動かせるのもポイントとなる。アクセントをつけたい人は、例えばポケットにサングラス。なんていうのも、マンネリ化を避けるためのテクニックとなるだろう。

ジャケットを脱いでも、洒脱に決まるヘリンボーンのシャドー柄

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上半身をすっぽりと覆うがゆえに、面積が広く、その分、平板にも見えてしまうのが、タートルネックニットの弱点。インナーで使うぶんには、のっぺりでも構わないのだが、ジャケットを脱ぐようなシーンが想定されるなら、こちらCIRCOLO1901<チルコロ1901>のようにシャドー柄が入っているものをチョイスすれば、洒脱さが増幅する。大きなヘリンボーン柄はクラシカルなのでチェックとの相性もよく、編み柄での表現なのでさりげない。そういう奥ゆかしさもまたいいのだ。

“いつもの”感じでOKなボトムス

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同系色トップスが決まれば、あとはわりと自由度の高いボトムス。思いっきり気遣ったならば気楽にデニムはいかがだろう。BRIGLIA<ブリリア>の濃色タイプは、ゆるやかな加工が施されているがセンターにクリースが入る美脚仕様。コーデが上品にまとまってくる。足元は、OFFICINE CREATIVE<オフィチーネ クリエイティブ>のブラウンシューズ。濃淡のある塗りムラがヌケ感を演出。トップスとも同系色で馴染みがいい。全体に統一感を与えてくれるのだ。

EFFORTLESS CHIC STYL…

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EFFORTLESS CHIC STYLE

時代の進化を映し出す、エフォートレスでバリュアブルな “7色スリーピース”

とある識者の、近い将来クルマの自動運転が主流になったら、外装素材はきっとメタルではなく、ポリカーボネイトなどの軽量なものになるだろう、といった言説を見かけた。 さもありなん。時代の進化に合わせて、常識は変わっていくもの。パラダイムは大きくシフトしてくのは間違いない。
となると、こんなスリーピーススタイルの出で立ちにも、そうした「パラダイムシフト」が予想されるだろう。スリーピースといえば、渡哲也演じる西部警察の大門やショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドなど、ダンディの象徴。多くの男性は、その魅力以上に、堅苦しさゆえ敬遠しまうよね。
ところが、である。実はその堅苦しさは、かつての副資材でヨロイのように固められた構築的な作りゆえ。今は、ジャケットもジレもパンツもリラックス素材で仕立てることが当たり前。つまり、進化によって常識も変貌している、ということだよね。
そこで、早速アイテムにスポットを当てていきたい。ここで着用しているのは、すべてCIRCOLO1901<チルコロ1901>のジャケット、ジレ、パンツ。このブランドは、ジャージー素材使いを得意しており、素材は上質感を感じさせつつも作りもエレガント。それは、このスタイリングをご覧いただければわかるだろう。
それぞれ別売りのアイテムながら、3つ揃えれば、スリーピースのセットアップが可能というもの。こうしたフレキシブルな展開も、時代の流れといえる。さらにいえば、スリーピーススーツ以外に着用しているのは、SOUTH YARN<サウスヤーン>のTシャツと、COMMON CUT<コモンカット>のスニーカーのみ。シンプルな合わせでここまでキマる点は、時代の潮流である「エフォートレス」でもあるってわけ。そして何より、3つのアイテムがあることで、着こなしのバリエーションが増えるんだよね。まずは、三揃い。そして、それぞれを単品で、最後に、それぞれをペア使いすれば新たに3パターン、1+3+3=7通りの使い勝手!
まさに時代が生んだ新たなパラダイム。着こなせるシーンも自ずと増えるというもの。カジュアルとフォーマルの中間で、7色のスタイリング、否、無限の広がりを見せるはず。常識にとらわれないチョイスが、行動の幅を広げてくれるんだから、ファッションは面白い!

Tシャツなのに醸し出されるダンディズム

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一点選ばれし白Tシャツは、ポルトガル生まれのニューカマー、SOUTH YARN<サウスヤーン>。アクネ ステュディオスなどにもファブリックを提供する実力派で、よく見るとわかる織り柄ボーダーの立体感は、さすがといえる。ここにCIRCOLO1901<チルコロ1901>のセットアップというわけ。こちらは、細いストライプと起毛感。そして最大の魅力であるストレッチ性。Tシャツなのに、えもいわれぬダンディズムが完成。

残暑の時期に使えるTシャツ&ジレのトップス

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ジャケットを脱いでもばっちり決まるのがジレの存在。リラックス感が出がちなTシャツスタイルも、ジレがあるだけで、グッと引き締まる。馴染みやすいミディアムグレーの色味ゆえ、もちろんTシャツだけでなくドレスシャツなどともよく似合うために、汎用性は高い。

グッドシルエットのパンツに、ハズしの効いた白スニーカーを

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若干腰回りにゆとりを持たせつつ、テーパードしたシルエットのパンツ。リラックス感がありながら、すっきり見える仕立ての効果は絶大で、どんなトップスとでも万能に似合う。合わせたスニーカーはCOMMON CUT<コモンカット>のレザースニーカー。シンプルなコートシューズタイプに、上質なレザーを採用。スリーピース&スニーカーといったミクスチャースタイルにぴったりだ。

LEATHER JACKET STYLE

ジェンテ スタイル73 2018 AUTUMN_WINTER DELAN(デラン)のレザージャケット、CIRCOLO1901(チルコロ1901)のロングTシャツ、CIRCOLO1901(チルコロ1901)のスウェットパンツのコーディネート_リスト画像

ジェンテ スタイル73 2018 AUTUMN_WINTER DELAN(デラン)のレザージャケット、CIRCOLO1901(チルコロ1901)のロングTシャツ、CIRCOLO1901(チルコロ1901)のスウェットパンツのコーディネート_スタイリングタイトル画像

ジェンテ スタイル73 2018 AUTUMN_WINTER DELAN(デラン)のレザージャケット、CIRCOLO1901(チルコロ1901)のロングTシャツ、CIRCOLO1901(チルコロ1901)のスウェットパンツのコーディネート_メイン画像

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LEATHER JACKET STYLE

不良性の記号を男のセクシーさに還元する黒ライダーズの着こなし

革ジャン。 男の憧れでもあるが、誰にでも似合うものでもないかな、なんて懸念を持つ人も案外いるように思う。理由は明らかでその不良性だよね。 あまりにも古い例で恐れ入るが、映画「あばれもの(ワイルド・ワン)」のマーロン・ブランドではないが1950年代におけるカリフォルニア発祥のバイカーズスタイルがそのルーツにあるように、その後も60年代はロンドンのロッカーズやグリーサーズ、70年代後半〜80年代のパンクスなど、常に反体制の象徴でもあったわけだ。
ファッションには歴史があるわけで、ときとしてそうした記号性をもつ。 それを楽しんできたのがモードスタイルだからその後、エディ・スリマンあたりを筆頭に革ジャンのロックなテイストがそのままクールなファッションへと昇華していくわけだから面白い。
だって今、革ジャン=反体制なんて気分でライダーズを着ている人は皆無だと思うから。 そうした歴史を差し引いても、黒ライダーズは少しハードルは高いのかもしれない。
ただ、それは選びとこなしにおいて解消することは可能。 つまり革ジャンがもつ骨太な格好よさだけ、オイシイところだけをいただいて日々の着こなしに取り入れてしまおうという魂胆だ。
まずは選びにおいて。これは、断然上質なレザーを使用しつつシンプルに仕上げたシングルライダーズが適役となるはず。 そこでチョイスしたのは、DELAN<デラン>の一枚。 キメの細かな表面の、風合いある上質レザーを使用。「服の国」イタリアのブランドらしく細身のパターンやブラックに加工されたメタルパーツの採用など、ライダーズのデザインをきちんと踏襲しつつも、すっきりとファッショナブルに仕立てているのだ。
さらにシックかつスポーティーに見せる重要な着こなし方。 それがスウェットパンツとのコーディネーション。スッキリとしたシルエットで大人っぽいスウエットパンツを得意とするCIRCOLO1901<チルコロ1901>のパンツは絶妙なスポーティーさで、革ジャンの不良性をスパイスとして手なづけるほどの力を持っている。
もちろんモノトーンにまとめることで絶大なモード感が生まれるわけで、ご覧のように、シックに、それでいて、セクシーにまとまるというわけだ。
マーロン・ブランドとて、この現代的革ジャンスタイルを試してみたいんじゃないかな。

骨太で上品なDELAN<デラン>のシングルライダーズを

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シンプルなシングルライダーズは、ジッパーをフルクローズしたときに、またミニマルな雰囲気が醸し出される。小さめのスタンドカラーやマットブラックに仕上げられたメタルパーツなど、シックにまとめ上げる手腕はさすが。DELAN<デラン>は、フィレンツェの郊外、エンポリで生まれたファクトリーブランド。レザーを知り尽くした職人たちが作り上げる1着は、モダンなセンスと伝統の技術が融合。まさに大人の革ジャンとった風情だ。

新ブランドSOUTH YARN<サウスヤーン>を使った黒×黒トップスで、素材の変化を楽しんで

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トップス上下を黒にまとめると、ミニマルな風情がいっそうブーストされる。もちろんここにも上質なアイテムは欠かせない。選んだのはSOUTH YARN<サウスヤーン>の一枚。ポルトガル生まれのブランドで、上質なカットソーが得意。こちらも滑らかな肌触りのコットンを使用。ブラックのなかにさりげない光沢が生まれている。こちらは、一枚でも引き締まった印象に。

スポーティーなボトムスで、革ジャンのワイルド感を中和

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革ジャンの硬さを中和するなら、パンツの選びは最重要案件。 そこで選んだ、CIRCOLO1901<チルコロ1901>の一本は、フランネルのような起毛の表情が優しく、すっきりした細身のシルエットがたまらなく上品。足元には、使い勝手が万能なOFFICINE CREATIVE<オフィチーネ クリエイティブ>のプレーントウを合わせ、革ジャンのワイルドな雰囲気をいっきに中和させているのだ。

AUTUMN SHIRTS STYLE

ジェンテ スタイル72 2018 AUTUMN_WINTER GIANNETTO(ジャンネット)のシャツ、SOUTHYARN(サウスヤーン)のスウェットパーカー、BRIGLIA(ブリリア)パンツのコーディネート_リスト画像

ジェンテ スタイル72 2018 AUTUMN_WINTER GIANNETTO(ジャンネット)のシャツ、SOUTHYARN(サウスヤーン)のスウェットパーカー、BRIGLIA(ブリリア)パンツのコーディネート_スタイリングタイトル画像

ジェンテ スタイル72 2018 AUTUMN_WINTER GIANNETTO(ジャンネット)のシャツ、SOUTHYARN(サウスヤーン)のスウェットパーカー、BRIGLIA(ブリリア)パンツのコーディネート_メイン画像

STYLE-72

AUTUMN_SHIRT STYLE

変わりゆくアメカジの最新形は、ボーダレスを象徴していた!

日本人が洋装を日常着として、百数十年。 世界的に認められた「第一世代」の日本人デザイナーたちの活躍から、数十年。 伝統というには浅いかもしれないが、少なくともファッションにおける「日本流」みたいなものは、徐々に生まれているんだと思う。 これまでの長い歴史を見ても、舶来のものをアレンジするのは、日本人の得意とするところ。
「アメカジ」というのも、まさにその代表格で、アメリカ人のファッション評論家、W.デーヴィッド・マークスが「AMETORA」という書籍でもって、日本人がいかにアメリカ発祥のカジュアル服を独自の道に進化発展せしめたかを記しているが、日本のアメカジの独自性を裏付けるといっていい。
例えば、大きなチェックのネルシャツ。 アウトドアマンの象徴で、ともすると山男そのもののような服だ。 が、これがクールなファッションへと変貌を遂げたのは、日本が70年代に生んだヘビーデューティアイビーの賜物。 丈夫で実用性を備えつつ、本物志向のウェアやギアが、ファッションの本流となったのだ。 当時の世界的なモード服とは別に。
こんな一例を挙げてみても、日本のユニークさが浮き彫りになる。 時は流れ、世界と日本とのファッション交流が進むにつれ、「アメリカっぽい」や「イタリアっぽい」、あるいは「東京っぽい」など、意味をなさない時代になっている。
そんなことを思いながら、こちらの大柄のチェックシャツの見てみると、とってもボーダレスだと思わない? 服の国=イタリアが生んだアイテムばかりなのにね。そう、「大人のアメカジ」と言うこともできる。
つぶさに見ていくと、GIANNETTO<ジャンネット>のチェックシャツは、ややゆとりのあるシルエットながら、ボディラインをエレガントに見せてくれる。そして、BRIGLIA<ブリリア>のパンツは、スラックスのように見えて、コットンジャージーのストレッチ素材。 こちらも美しいレッグラインに仕立てている。 配色もイエローを押し出しながら、ネイビーとグレーで引き締めている点も、現代的だ。 きっと70年代のヘビーデューティならば、こうはならないだろう。
かの岡本太郎が、著作『日本の伝統』において、「似て非なるものほど、非なるものはありません」と書いている。 「非なる」最新のアメカジを、こんなふうに同時代的に堪能したいものだ。

ミニマルな色使いへの気遣いがまさに「現代的」

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イエローとネイビーの配色が、トレンドを感じさせるコットンのチェックシャツ。いわゆる「アメリカン」なアイテムだが、イタリアンブランドのGIANNETTO<ジャンネット>の手にかかると、途端にエレガントに見える。 そして、インナーには、SOUTH YARN<サウスヤーン>のスウェットパーカ。チェックの柄に入るネイビーを拾って、最小限の色使いに抑えている。使用するアイテムは、往年のアメカジそのものだが、アイテムの選びや配色でグッとモダンに見えるのだ。

シャツを脱ぐとガラリとシャープな印象に

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モダンな要素を担当するパーカは、ポルトガルのポルトに拠点を置くカットソーの専業メーカー、SOUTHYARN<サウスヤーン>製。そして、インナーのヘンリーネックTシャツが、南イタリアはバーリという街に本社を置く伝統的なブランドCIRCOLO1901<チルコロ1901>。ともにリラックス感満点なうえに、キメの細かな素材感は上質。チェックシャツを脱ぐと、ガラリと印象が変わるのも、このあたりにありそうだ。

時代性を手玉に取った遊び心満点のボトムス

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パンツは時代性を映す鏡のようなもの。このところは、腰回りに若干のゆとりを持たせたインプリーツ仕様の細身パンツが、覇権を握りつつある。そこにリーチしたBRIGLIA<ブリリア>の物作りは、さすが。プリントによるツイード調の柄を表現した現代的な遊び心は、まさに新たなオリジナリティを創出。足元には、DIADORA<ディアドラ>のスニーカー。あえてのレトロランナーで、時代を自由に行き来する。そんな気分を表現している。

VACATION STYLE

ジェンテ スタイル71 2018 SPRING_SUMMER GIANNETTO(ジャンネット)ジャケット、パンツのセットアップとCIRCOLO1901(チルコロ1901)のTシャツのコーディネート_リスト画像

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STYLE-71

VACATION STYLE

ONとOFFを巧みに乗り切る、バカンス服のヒントとは?

世の中はジェンダーレスの方向に舵を切られているけれど、ファッションにおいては男性性と女性性にまだまだボーダーがある。 その良し悪しはさておいても、例えばメンズとレディスのルックがランダムにランウェイに登場するブランドなども最近は増えていたりして徐々に進みつつある印象。
そのあたりは女性のほうが常に一歩先を行っていてパンツスーツやボーイフレンドデニムなどなど、メンズ発祥の服飾文化をグイグイと取り入れているのは彼女たちのほうだ。
さて、今回はバカンスのご提案。 男の服は(と、まだ言うべきなのだ)、まだまだONとOFFがくっきりと別れている。 我々が苦手なのは、ONっぽいOFFや、OFFっぽいON。 その境界線付近にある曖昧なスタイルだ。 バカンスで着る服はまさにそのゾーンにある。
気分はこれからの旅立ちに思いを馳せ、高揚感で満たされているが、ホテルや空港など結構パブリックなところに身を置いている。 このOFFとONがないまぜとなった感じに、装いも合わせたらいいと思うが、実際に空港などで多く見かけるのは、Tシャツに短パンといったラフな休日スタイルの人か、まあまあONでも使えるジャケパンの人だ。
このあたりは、本当に女性が得意とするゾーンで、ONでもOFFでもない感じをかなり上手に着こなしている、と思う。 そのスタンスは大いに見習いたいものだよね。
そこで、我々が中間の一手に選ぶのは、休日専用にしたいリラックスセットアップ。 かっちりしすぎず、遊びが効いているものが、バカンスには最良となる。GIANNETTO<ジャンネット>のそれは、まさにうってつけ。 夏素材のシアサッカーだが、ストライプが“ベタ”な青×白ではなく、シックでセクシーな黒×茶。 ピッチが幅広いのもハズしが効いていていい。 ジャケットは軽やかな一枚仕立てで、パンツはイージーウエスト。リラックス感も十分だ。
しかも、セットアップなら、インナーを選べばOK。コーデがほぼ不要につき、旅先でも楽できる。ここで取り入れたのが、テラコッタカラー。実は、こちらもレディスのトレンド色で我々も、マスキュランなヘンリーネックを採用したCIRCOLO1901<チルコロ1901>のTシャツで早速採用。ジャケットのブラウンとも系統が揃ううえに、高揚感をブーストする明るい色、ナチュラルな発色もいい。ここでも、女性が先鞭をつけた色の恩恵に浴することに。そうして、シーンの中間をうまいこと乗り切る。結果、生まれたスタイルが、結構男クサく仕上がっているのも、なんだか面白いね。

ラフにこなせるGIANNETTO<ジャンネット>のジャケット

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シボが入ることで、ドライな肌触りのシアサッカーを使用したCIRCOLO1901<チルコロ1901>のジャケット。薄手のシャツ生地を一枚仕立てにしており、軽快に羽織れる。袖まくりや襟立てなどのアレンジを入れて、休日気分を存分に楽しんでほしい。小物使いも重要で、腕元のPAOLO VITALE<パオロ ヴィターレ>のブレスレットなどで、高揚感をアップさせるのもいいだろう。

地中海沿岸のリゾートを思わせるテラコッタ色のTシャツをイン

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セットアップコーデで重要な役割を担うのがTシャツだ。選んだのは、ファブリックの上質さに定評がある、イタリア生まれのCIRCOLO1901<チルコロ1901>。自然な発色のテラコッタカラーは、ジャケットの黒×茶とも好相性。ヘンリーネックの男クサさに、レディスでのトレンドとなる明るい色みが相性抜群。肌触りも心地よく、まさにバカンスでのリラックス感とファッションを楽しむ高揚感が両得できるのだ。

トレンドとヌケ感を程よくバランスするボトムスの技

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トレンド性が最も滲み出るのが、ボトムスだ。ここで遊べていると、かなり休日感がアップする。ジャケットとのセットアップ使用が可能となるGIANNETTO<ジャンネット>のパンツは、イージーウエストに加えて、昨今人気のワンタック。先端のテーパードを楽しめるうえに、腰回りにゆとりができるので、はき心地も快適。足元も、中間に位置するローファーが◎。ここでは、ANDREA VENTURA<アンドレア ヴェントゥーラ>のスエードによる、足なじみの良い一足をチョイス。品の良さも醸し出せるので、おすすめしたい。

SUMMER SHIRT STYLE

ジェンテ スタイル70 2018 SPRING_SUMMER GIANNETTO(ジャンネット)オープンカラーシャツとBRIGLIA(ブリリア)パンツのコーディネート_リスト画像

ジェンテ スタイル70 2018 SPRING_SUMMER GIANNETTO(ジャンネット)オープンカラーシャツとBRIGLIA(ブリリア)パンツのコーディネート_リスト画像

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SUMMER SHIRT STYLE

日本の独自な服文化をインターナショナルに変換する術

昨年火がついて、今年いっきにブレークした感があるのが、オープンカラーシャツだ。 いわゆる開襟と呼ばれるアレ。 その注目ぶりは、不思議と日本における局地的なもののように見受けられる。 開襟シャツで、しかも半袖といえば、代表的な「昭和の夏」を彩る季語のようなもの。 昭和初期の名監督と名高い小津安二郎や成瀬巳喜男などの作品でもしばしば見られるしね。 「クールビズ」などもそうだが、とにかく暑い日本の夏を処するべくして生まれた独自の服文化から、時折ヒットアイテムが現れるってわけだ。
そうなると、「昭和」の香り漂うヒットアイテムのオープンカラーを、野暮ったさ皆無で「いなせ」にこなすには、どうすべきか。 まずは、ブランド選びとなる。 幸いにして今季、イタリアの名門カミチェリア、GIANNETTO<ジャンネット>から体のいい、リネンコットンの一枚がリリースされているので、こちらを軸にしたい。
パンツには、白地に細いストライプの入るBRIGLIA<ブリリア>のスリムテーパードをチョイス。 モダンな佇まい&爽やかさに加えて、幾分レトロな風情に調和しているといってもいいよね? インしたのが、CIRCOLO1901<チルコロ1901>の赤いTシャツ。 フロントのボタンは留めずに色みをアピールした。 実は、着こなしの裏テーマとしたのが、トリコロール。 ともするとレトロ感が強くなりがちな「昭和」ライクな雰囲気を、マリンを感じさせる鉄板の3色でまとえば、間違いなく爽やかに変換してくれるのだ。 また、サングラスやブレスレットなど、夏気分を高める小物使いで装いを盛り上げている点は、言うに及ばず。
いわば、着こなしの和洋折衷。 独特な日本の夏も洋風にアレンジすることで、昭和・ミーツ・西洋=オムライス的なイノベーションが生み出される、というと言い過ぎだろうか。

フェードカラーが落ち着きをもたらすCIRCOLO1901<チルコロ1901>のTシャツ

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レイヤードの際に気遣うのは、インする服とアウトする服のサイズ感だろう。とりわけ、インするものが大きすぎてはいけない。 ほぼジャストサイズで選んだ場合。 例えば、フロントボタンを留めて、若干色みをのぞかせるのも上級なテクニック。 イタリア生まれのGIANNETTO<ジャンネット>のシャツなら、シルエットの美しさが強調されることだろう。 また、インしたCIRCOLO1901<チルコロ1901>のTシャツは、フェードカラーが味わい深く、赤がどぎつく見えない点もいいのだ。

色をリフレインして“トリコロール”を楽しむ

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小物の色使いで3つの色をうまくまとめることが大事。 足元に選んだのは、シャツと同じ色を拾ったネイビーのDIADORA<ディアドラ>のスニーカー。 トレンドのレトロランナータイプはスエードなので、大人の上質感も醸し出せる。 また、アクセントとして効かせたPAOLO VITALE<パオロ ヴィターレ>のブレスレット。 こちらも、インナーのレッドを拾っており、スタイリングにおける赤をリフレインすることで、トリコロールを印象的に見せている。

セレブも愛するPERSOL<ペルソール>のサーモントでクラシカル&モダンに

  • ジェンテ スタイル70 2018 SPRING_SUMMER GIANNETTO(ジャンネット)オープンカラーシャツとBRIGLIA(ブリリア)パンツのコーディネート_サブ画像3

気分が高まる夏小物の代表格は、サングラスだろう。実際に強い日差しから目を守る効果も見逃せない。 昭和なクラシカル感に合わせてチョイスしたのが、PERSOL<ペルソール>のサーモントタイプ。 ダンディさのなかに懐かしさが醸される。 もちろん海外のセレブが愛するだけあって、汎用的な美しさも兼ね備えており、着こなしがモダンに映るのはそのためだろう。 なお、こちらはフォールディングタイプ。 持ち歩く際にかさばらないのもポイントだ。

COOL COLOUR STYLE

ジェンテ スタイル69 2018SS SPRING_SUMMER CIRCOLO1901(チルコロ1901)ニットTシャツとGIANNETTO(ジャンネット)イージーパンツのコーディネート_リスト画像

ジェンテ スタイル69 2018SS SPRING_SUMMER CIRCOLO1901(チルコロ1901)ニットTシャツとGIANNETTO(ジャンネット)イージーパンツのコーディネート

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COOL COLOUR STYLE

夏にこそチョイスしたい涼感を演出する意外な定番カラー

突然の話だが、近年、クリエイティビティを大事にする企業に、決まった自席がなくて、思い思いの場所で仕事ができるシステムを採用しているのを見かけることが多々ある。 固定観念、凝り固まった頭というのが、いかに自由な発想に悪影響かを示す好例ということなんだろう。
って何の話?
そう夏の色の話。 涼しげに、そして上品に夏を過ごしたいなら、当然、カラーコーデに気を配るべし。 なのだが、実際、涼しげな色に思いを致すと、いの一番にブルー、ネイビー、白、などの清涼感、爽快感のある系統が候補に上がるだろう。 それはそれで悪くない。 ただ、街中を見るにつけ、その手の色使いは、まぁ、ごまんと見るわけで。 皆、考えることは一緒。 これが固定観念ってこと。
それを崩すとなるときに、参考にしたいのが、自然界の色。 いわゆるアースカラーだ。 なかでも、非常に使えるのが、アイスグレー。 言ってみれば日陰の色。 その涼しげな印象はこのコーデを見れば、明らかだよね。 このように明度が高い色は、白の混率が高いということで、穏やかなニュアンスももたらしてくれるのだ。
相棒としては、砂浜の色=サンドベージュとも相性がよく、夏の気分も楽しめる。 また、腰に巻いたシャツやバッグのように、白を挟むといっそう涼感が際立つってもの。
一方で、こうしたニュアンスカラーは、素材感の良し悪しが非常に出やすい。 だからこそ、上質なブランドを選んで欲しいのだ。
トップスは、CIRCOLO1901<チルコロ1901>の鹿の子編みTシャツ。テキスタイルメイクを得意としており、コットン×リネンの肌触りは最高。 同ブランドのリラックスパンツは、プリントのスウェット生地に奥深い表情が感じられる。
また、ANDREA VENTURA<アンドレアヴェントゥーラ>のノーファーに使われるスエードは、キメ細やかで非常に柔らか。全体の優しく涼やかなトーンをいっそうプレミアムなものに仕上げてくれるってもの。
ちょっと目先を変えることで、凝り固まった考えを解きほぐす。 そこに生まれるリラックスした表情は、着こなしをよりよく見せるスパイスとなってくれるに違いないね。

バッグが着こなしのアクセントにもってこいという証

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アイスグレーのコーデに、ベージュと白のボーダーがアクセントとなる、BONFANTI<ボンファンティ>のキャンバスバッグ。 ハンドルとトリミングには、上質なナチュラルレザーがあしらわれ、大人のバッグとしての魅力も存分に醸される。 入れ口のマチには、スナップボタンがついているので、留めておけば、だらしなく口が開くこともない。 容量も大きく、なんでも突っ込める気軽な一品。

名門のサングラスは、夏の大人のアクセント

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アクセサリーが少ない季節こそ、日差しから目を守るサングラスという道具が、装いにも効果を発揮。PERSOL<ペルソール>のウェリントンタイプ。 ブラックのアセテート素材にグリーンのレンズが、男らしく着こなしを彩ってくれる。かつては、スティーブ・マックイーン、現代では、ジョージ・クルーニーやトム・クルーズなどを筆頭に数々のセレブリティから愛されるのは、その佇まいゆえ。CILRCOLO1901<チルコロ1901>のコットンリネンの鹿の子Tシャツの優しさを引き締めてくれるのだ。

CIRCOLO1901<チルコロ1901>のパンツに隠されたキモ

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トップスのグレーと調和するクラシカルなツイード調の柄は、実はプリントで表現。CIRCOLO1901<チルコロ1901>が得意とする遊び心がキラリ。 素材は、ストレッチの効いたコットンスウェットで、キメが細かく肌触りがいいのもうれしい。 ノータックだが、テーパードされた美しいシルエットもグレーで統一したともすると、平坦となるコーデに都会的なスタイリッシュさをもたらしてくれている。また、ANDREA VENTURA<アンドレア ヴェントゥーラ>のスエードローファーは、薄くて上質な革を使っており、見た目の気品とともに、履き心地の良さも提供している。

KNIT POLO STYLE

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KNIT POLO STYLE

休日着の定番「ポロシャツ&コッパン」をアップグレード

ポロシャツは、案外難しい。 老若男女、誰からも好まれているフレンドリーな存在だけに、一枚着さえすれば即お洒落、というものではないのが、その理由。 かつて、ゴルフでは必ずといっていいほど着用されることから、「サラリーマンの休日着」の象徴として揶揄される存在でもあったのも懐かしい。 ただし、現在は、ファッションアイテムとしての地位も高まり、デザイン、素材などに、趣向を凝らされたものが増加中。 今やどこからどこまでをポロシャツと呼ぶのか、その定義さえ難しいほどに、ポロシャツがカバーする領域が広くなっている現状もある。

裏を返せば、誰もが着ている服で差別化を図るのがお洒落とするならば、選びと着こなしにちょっとした機転を効かせればOKってことにもなる。

そこで注目したいのが、ニットポロという存在だ。 通常のコットンポロに比べて、落ち着きのある大人びたルックスで最近注目度が上がっているところ。 CIRCORO 1901<チルコロ 1901>のこちらは、鹿の子は鹿の子でも、ざっくりした編み目によるリネン×コットンの風合いが、涼しげで品のいい一枚。 おまけに、トレンドカラーでもあるオリーブグリーンを採用しており、大人の渋みが引き立つのもいい。
着こなしの点では、オリーブグリーンを軸に同系色でまとめて、シックな印象を高めたいところ。 誰もが着る服だけに、少し「気を使ってます」感を出すことで、その雰囲気はガラリと変わるのだ。
選んだパンツは、BRIGLIA<ブリリア>定番のノープリーツパンツ。 スッキリした見た目と、製品染めによる味わいが、こなれた表情をもたらしてくれるのだ。

大人のチョイスとなるCIRCOLO1901 <チルコロ 1901>のニットポロ

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ポロシャツ選びは、お洒落の見せ所。 選んだのは、素材使いが巧みな名門CIRCOLO 1901<チルコロ1901>のニットポロシャツ。 鹿の子編みながらざっくり感のある仕上げにより、通常のコットン鹿の子ポロよりもリラックス感の高い見た目に。 さらには、リネンコットンならではの光沢は上品さを、そして、速乾性とドライな肌触りは、真夏でも快適さをもたらしてくれる。  絶妙な色味のオリーブも着こなしに奥行きを加えるもの。 大人が選ぶのにうってつけのポロシャツといえる。

PAOLO VITALE<パオロ ヴィターレ>のブレスを手首にキラリ

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着用点数が少なくなるこの季節、トップス&ボトムスからなるあっさりしたコーディネイトにこそ、アクセサリーの出番。ここでは、さりげなくPAOLO VITALE<パオロ ヴィターレ>のブレスをスパイスとして効かせた。 レザーの編み込みに連なるシルバーチャームが、大人の色気を引き立ててくれることだろう。 夏の光を受けて、キラキラと輝く様も美しい。

ポロシャツを盛り上げるボトムスアイテムの妙

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パンツのシルエットは、お洒落の基本。 ベーシックなアイテムだからこそ、シルエットメイクにも慎重を期したい。その点でBRIGLIA<ブリリア>の定番テーパードパンツは適役。 イタリアのパンツ専業の名門が生み出す絶妙なパターニングを高い技術で実現した間違いのない、シルエット。 さらには、製品染めがもたらした薄いオリーブの味わい深い色みが、コーディネイトに立体感をもたらしてくれる。画竜点睛を実現するのが、足元のローファー。 ANDREA VENTURA<アンドレア ヴェントゥーラ>の編み込みローファーが、セクシーな大人のリラックス感を醸し出してくれるのだ。 手抜かり、いや、「足」抜かりなきよう。

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見慣れたアイテムがビビッドに見える “セレンディピティ” な組み合わせ

セレンディピティ。 偶然からちょっとした幸運が生まれること。 古くは、キュリー夫人によるラジウムの発見や、フレミングによるペニシリンの発見、あるいは、弱い接着剤を作ってしまったことから生まれたポスト・イットなど、時として、多くの科学的発見に見られたりする。 また、料理でいえば、普段お馴染みの食材でも、いざかけ合わせると案外美味い! なんてことはよくあるよね。 NYの3つ星フレンチの巨匠、ジャンジョルジュ・ヴォンゲリスティンが昆布だしを愛用するなんていうのも、セレンディピティが生んだ、既成概念に囚われない組み合わせの妙といえるだろう。
ファッションにおいても、もちろんそれは当てはまる。 普段しないような掛け合わせが案外うまくいくセレンディピティ的コーディネイト。 例えば、こちらをご覧あれ。 グレーのジャケット、白のリネンシャツ、白のコットンパンツ、茶色の靴。 いずれも、ワードローブに普通にあっておかしくないものたちからなる。 ただし、これが、とっても新鮮に映る。
第1のポイントは、白で統一したシャツ&パンツ。 どちらかといえば、両者は一点投入のアイテムで、白の上下で合わせることは想像の埒外にあることが多い。 ところが、GIANNETTO<ジャンネット>の上質なリネンシャツとBRIGLIA<ブリリア>のコットンスラックスは、わずかな素材感の違いにより、白の中にある繊細な美感を創出。 白の上下がスタイリッシュに映るんだから、やってみないとわからないものだ。
第2のポイントは、CIRCOLO1901<チルコロ1901>のグレージャケット。 プリント柄で表現した奥行きのあるツイード調のホームスパン柄が、2点の白アイテムを優しく包む。 白×白の力強さとのバランサー的な役割を担っているといっていい。
第3のポイントは、小物使い。 OFFICINE CREATIVE<オフィチーネ クリエイティブ>茶色の革靴を合わせているが、これが、ともするとフォーマルに見える、白とグレーのモノトーンコーデに柔和なエレガンスを添える。 さらに、ベルトを黒にしている点も、白シャツ&白パンツの境界にアクセントを添える意味で、冗長に見せない資格効果を生んでいるのだ。
こうした意外性のあるコーデを見つけるとちょっとだけうれしくなるもの。 上機嫌をそのままに、出かければ、旅先でも別のセレンディピティに出くわすかもしれないね。

白×グレーが落ち着いて見えるトップスの組み合わせ

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白×白の上下を、柔和かつモダンに見せるCIRCOLO1901<チルコロ1901>のジャージージャケット。独自に開発したストレッチ素材を使用しており、着心地の良さは抜群。 ポイントは、ツイード調のホームスパン柄をプリントで表現していること。 製品染めを施すことで、こなれた雰囲気に。 やや短めの着丈と相まってカジュアルな雰囲気が醸し出せる一枚。また、インナーには、GIANNETTO<ジャンネット>のリネンシャツを。リネン特有のムラのある涼しげな質感や、エレガントなカッタウェイカラーにより、モダンな表情が生まれる。

白スラックスに効く、PAOLO VITALE<パオロ ヴィターレ>のブラックベルト

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この季節にこそ欲しいのが、BRIGLIA<ブリリア>の白スラックス。すっきりしたシルエットと相まって、着こなしに清潔感も与えてくれる。そして、白シャツとの境界に配したのは、PAOLO VITALE<パオロ ヴィターレ>の黒ベルト。 同色の上下をセパレートして、メリハリを与えるのみならず、クロコ型押しによってさらなるエレガンスを加味してくれる。

モノトーンに振らずにソフトに魅せる「あえての茶靴」

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白、グレー、黒でまとめたトップスなら、黒靴を合わせるのが定石と思えるが、今回の「セレンディピティ的コーデ」では、あえての茶靴を合わせたい。イタリア人も好む茶靴は、グレーとの相性が抜群。ここで選んだ、OFFICINE CREATIVE<オフィチーネ クリエイティブ>のプレーントウは、ムラのある仕上げにより、いっそう豊かな表情に。モノトーンにまとめない絶妙なカラートーン術は、ぜひ取り入れたいところ。

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ジェンテ スタイル66 2018SS SPRING_SUMMER L.B.M.1911(エルビーエム1901)トラベルジャケットスタイル_リスト画像

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旅にスリーピースセットアップが欠かせないワケ

旅の服装について考えてみたい。まず、空港ないしは、ターミナル駅、港でもいい。そこでは、これから始まる非日常に思いを馳せ、開放感といくばくかの高揚感を抱いている。このときリラックスしたい気持ちはあっても、部屋着に近いようなワンマイルウェアでは公共の場においてルーズ感が強く出すぎてしまう。とはいえ、旅気分を削ぐようなお堅い佇まいは極力排除したいからね。
もちろん、これらの条件に当てはまる服装はいくらでもあるが、頼りになるのはストレッチの効いたカジュアルなジャケット&パンツからなる揃いのスタイル。セットアップと呼ばれ、ここ数年でかなり市民権を獲得している存在だ。大きな理由は、上下のコーディネイトを考えなくても、インナーさえ決めればOKという、“ワンツーコーディネイト”が実現し、気分的にも楽ちん。まさに昨今主流の「エフォートレス」代表選手ってことになる。そう、楽してキマるってやつだ。これは、ハリウッドセレブやイタリアの伊達男たちの多くが実践しているもので、ぜひ見習いたいところ。
そうしたセットアップスタイルが台頭する時代にあって、新鮮味を加えたくなるのが人情ってもの。そこに加えるべき新たなファクターが、カラーのチョイスとアイテムのトッピングだ。
L.B.M.1911<エルビーエム1911>のスーツなら、間違いがない。まず、スーツ自体は、軽やかな一枚仕立てのジャケット、ならびに、細身ながら腰回りにゆとりを持たせたテーパードのパンツ。そして、ストレッチが効いているということで、満点のリラックス感が堪能できる。
カラーリングについては、薄いオリーブグリーンを押したい。新鮮であることはもちろん、ネイビー、グレー、ベージュといった基本色では、ともするとビジネスライクに映る。それはそれで間違いがないが、こと旅の気分=開放感を考慮すると、よりカジュアルで明るく華やいだこの色は最適。カジュアルのミリタリーアイテムで親しんだ色だけに、これを上品な揃い服で取り入れる点は遊び心にもなる。
そして、同素材のジレを展開している点も注目だ。これをトッピングしてスリーピースとすれば、新鮮さがアップ。上着を脱いでもだらしなさは皆無のうえ、洒落て見えるんだからね。もちろん、旅先で単品使いすることで、コーデの幅も広がる。そう思えば、パッキングを多少なりとも軽くしたい旅においてもかなりいい。なるほど旅慣れた人が、セットアップを好むのもよくわかるよね。
一見、高度に見えるけれど、手に入れてしまえば使い勝手抜群となる、旅のスリーピースセットアップ。試さない手はなさそうだ。

後染めが美しいL.B.M.1911<エルビーエム1911>のスーツとジレ

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スリーピースというと堅苦しく感じるかもしれないが、そこはご安心を。創業100年を超えるイタリアの名門ファクトリーが、ストレッチの効いたコットンギャバジンを、蓄積されたノウハウに基づいたパターニングで着心地良く仕立てている。そして、製品染めがなされた味わい深いオリーブグリーンの色目も美しいうえ、ステッチ周辺に見える落ち感の濃淡が表情を与え、3つ揃いでも悪目立ちしない。ジャケットの袖口が本切羽なので、軽い腕まくりも可能だ。

品が良く、使えるジレという存在

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L.B.M.1911<エルビーエム1911>のスーツにセットアップ可能な共布のジレは心強い味方。上着を脱いでも決まるので、インナーはTシャツのみでOK。ここでは、CIRCOLO1901<チルコロ1901>のヘンリーネックを使用。Vゾーンに表情をもたらし、ワークな雰囲気も生まれる。ジレ自体は、オッドベストのようにほかのジャケットに差し色としてインしてもよし、あるいは、デニムとTシャツなどに軽く羽織ってもよし。積極的に取り入れたていきたい。

色と質感を揃えて、小物使いも抜かりなく

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細身をキープしながら、腰回りにゆとりがありつつ、裾に向かってテーパードする現代的なシルエットのパンツ。ウエストには、PAOLO VITALE<パオロ ヴィターレ>のベルト、足元には、ANDREA VENTURA<アンドレア ヴェントゥーラ>のローファー。革小物類をベージュのスエードとすることで、春らしい優しげな印象が加わる。特にローファーは、柔軟な作りで履き心地もよく、楽してキメたい旅のスタイルにマッチ。