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ジェンテ スタイル43 Linen_1 PANICALE(パニカーレ)

ジェンテ スタイル43 Linen_1 PANICALE(パニカーレ)

ジェンテ スタイル43 Linen_1 PANICALE(パニカーレ)

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“ちょっとした” 満足感が全方位的に得られる、ワンマイルコーデ

男とは “ちょっとしたこと” にこだわる生き物である。 胸に手を当てれば思い当たる節も少なくないのでは? あの定食屋なら絶対豚生姜焼き、愛飲するビールのあの銘柄、スポーツウェアはあのブランドで統一、など、数えればキリがない。 裏を返せば、その些細なこだわりが満たされればOKって、単純なんだけどね……。 さてさて、洋服についても同じことがいえるはず。 このデニムにはこのスニーカー、あのジャケットとはあのパンツといった具合に。 ただし、これらは“超個人的”なことで、他人からすればどうでもいいことではある。 でも、その “どうでもいい” にこだわりたいのが、我々男子という生き物でもあるのだ。
話が一回転したところで紹介したいのは、小さなこだわりが詰まったこちらのコーディネイトだ。インナーに選んだのは、GIANNETTO<ジャンネット>のリネンシャツ。 暑くなり始めるこれからの季節、ドライな肌触り、シワの陰影から漂う清涼感から、欠かせないアイテムのひとつ。 ヴィンチフィットと銘打たれたスリムシルエットは、一枚でもスタイリッシュなうえ、重ね着したニットの中でももたつかないメリットも。 上に重ねた コットン × リネン のニットは、PANICALE<パニカーレ>の目ウロコな一枚。 パンチングのような通気孔を持つメッシュの作りでリネンの通気性をしっかりと生かしてくれる。 しかも、ネックに施されたスキッパーのVスリットは、カッタウェイのシャツ襟にぴったり沿う。 まるでパズルのピースのごとし。ボトムスに目を向ければ、BRIGLIA<ブリリア>のパンツは、無駄を削いだテーパードシルエットで、程よいくるぶし丈。 ストレッチも効いているので、窮屈とは無縁で心地よく過ごせてしまう。 さらに、COMMONCUT<コモンカット>のスリッポンスニーカーなら、足首のヌケ感まで演出。 そう、とっても軽快!
それぞれの “ちょっとした” こだわりを積み重ねた結果、最高の満足感をもたらしてくれる着こなしに。 リラックス感十分だから、ちょっとそこまでといったワンマイル程度のお出かけでも、品良くキメてくれるというわけ。 最高でしょ? もちろん、ワンマイルどころか、何マイルでも行っていただけるほど上品なんだけどね。

この季節に重宝する、PANICALE<パニカーレ>のサマーニット

  • ジェンテ スタイル43 Linen_1 PANICALE(パニカーレ)

メッシュ状に編まれており、通気孔の役目をするスキッパー襟のコットン×リネンニット。ロールネックと組み合わせており、襟元に独特な表情が生み出せる。こちらは、メイド・イン・イタリーにこだわるペルージャのニットファクトリー、PANICALE<パニカーレ>の一着。素材感の上質さ、ニットの目のきめ細かさが魅力となる。中に着たGIANNETTO<ジャンネット>のリネンシャツの開きの大きなカッタウェイカラーともネックの相性は抜群。通気性を活かしながら、洒落感もアップできる最高のトップスの組み合わせに。

老舗BONFANTI<ボンファンティ>のマリンなトートで格上げを

  • ジェンテ スタイル43 Linen_1 PANICALE(パニカーレ)

こんな軽快な気分を高揚してくれるのは、マリンテイスト全開のバッグ。コットンキャンバスのボディに、ヨットクラブを意識した白いプリント。 おまけにハンドルが、船を舫うかのような ネイビー × 白 の太いロープ! イタリアのバッグブランド、BONFANTI<ボンファンティ>のトート。 1945年設立という信頼の老舗のものだから、自ずと滲み出る上質感。 お気軽なスタイルをしっかりと格上げしてくれるというわけなのだ。

遊び心まで醸せるCOMMONCUT<コモンカット>のスリッポン

  • ジェンテ スタイル43 Linen_1 PANICALE(パニカーレ)

気取らない着こなしに欠かせないのが、スリッポンタイプのスニーカーだ。 履き口にエラスティックが仕込まれており、窮屈なレースから解放される心地よさは何者にも代えがたいものがある。 ただし、子供っぽさと紙一重。 ここに着用した COMMONCUT<コモンカット> のタイプは、レザーライニング&パイピング、ビブラム社製のソールなど、高級感のある仕上がりに。 手描き風のプリントが施されたキャンバスのアッパーも、アーティスティックな風情を醸し出し、遊び心まで演出してくれるのだ。

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ジェンテ スタイル42 Spring Travel_2 CIRCOLO(チルコロ)

ジェンテ スタイル42 Spring Travel_2 CIRCOLO(チルコロ)

ジェンテ スタイル42 Spring Travel_2 CIRCOLO(チルコロ)

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ネイビーの3点セットアップの魔力が万能すぎる件

きちんと見せたいけど、そこそこ楽したい。 大人なら、そうした状況も多々あるだろう。 海外出張時の空港ラウンジとか、記念日に予約したホテルのレストランとか、奥さんの両親に会うとか、大宴会場での同窓会とか上司宅のホームパーティとか、とか。 いやぁ、枚挙に暇なし。 結局ジャケパンは、そんなときに安心な一つの模範解答だ。 けど、コーディネイトを考えるのって、まぁ、正直、面倒なところでもある。 着慣れたビジネススーツならいざしらず、ピースがバラけるジャケパンスタイルは、その分順列組み合わせのパターンも天文学的に増えていく……。 それに洒落込もうと思うほどに、空回りの懸念もあるわけで。
そこで、ジャケパンの着こなしで特効薬となるのは、セットアップスタイルだ。 つまり共地の組上と組下。 あらら、スーツみたい? 半分そうだけど、半分は違う。 どういうこと? 早速、こちらを見てみよう。 共地で仕立てたCILCOLO 1901<チルコロ 1901>のジャケット、ジレ、パンツ、だ。 素材がお揃いだからスーツのようにキマるのは言わずもがな。 一方、ストレッチの効いた鹿の子素材を使用、製品染めが施されており、ユルさと味わいが同居している。 通気性も高く、着心地は快適。 これはスーツではそう味わえない魅力だろう。
さて、冒頭の「きちんと楽に」はこれにて解決。 ただ、「コーデが正直、面倒」が未解決。 これについては、「ネイビー一色でまとめる」が正解だ。3点は共地だから、インナー、シューズをネイビーにすればOK。 ここでは、CILCOLO 1901<チルコロ 1901>のヘンリーネックTシャツに、COMMONCUT<コモンカット>のスニーカーをチョイス。 1色だから、あれこれ考える必要はまったくなし。格好よさは、この写真が物語るとおり。 腕元は、PAOLO VITALE<パオロ ビターレ>のブレスで外すテクも覚えておきたい。 ちなみに、なぜネイビーか、について。 誰にでも似合って、誰でも格好よくしてくれる色。 とりわけ我々イエロー系の日本人の肌には、反対色として肌馴染みがいいし、藍染として古くから馴染みがある。そんな男の基本色。 例えば、この3アイテムをバラで着るときも、超使い勝手がいいのだ。デニムのインディゴ、オリーブ、カーキ、白、各種柄まで何とでも似合う。 そう考えると、セットで買っても、十分おつりが来そうだ。 着心地、コーデに加えて、なんとお財布まで楽になる?

CILCOLO 1901〈チルコロ1901〉独自開発の鹿の子生地によるジャケット

  • ジェンテ スタイル42 Spring Travel_2 PANICALE(パニカーレ)

チルコロ1901が独自に開発した鹿の子生地は、ストレッチ性と通気性が高く、着心地が快適。立体的な凹凸が表情を与えてくれるうえに、それを製品染め&エイジング加工で十分な味わいに。 着込むほどにさらに味が増す。 シルエットも美しく、副資材を使いながらも肩パッドを省略、ボディをセクシーに見せてくれる。 さすが、ジャージー素材とニット素材の扱いに長けた、南イタリアはバーリに本拠地を置くチルコロ1901の手腕。 パンツを選ばないので、これ1枚を持っているだけでもかなり重宝しそう。

ジャケットとパンツにセットアップ可能なジレを合わせて

  • ジェンテ スタイル42 Spring Travel_1 PANICALE(パニカーレ)

馴染みが薄い人もいるかもしれないが、ジレこそ春から夏にかけて使いでのあるアイテムだ。 ジャケットを着ずともジレだけで、かっちりとした印象を与えられる。 そもそも、スーツの発祥は三揃い、下着の役割だったシャツを隠すような意味合いさえ持っているのだ。 だから、きちんとした洒落感を出すにはもってこい。 もちろん、カジュアル使いなら、ご覧のように、CILCOLO 1901<チルコロ 1910>ヘンリーネックTシャツとの相性も抜群。襟元にセクシーな表情が生まれるのだ。

COMMONCUT コモンカットのスニーカー

  • ジェンテ スタイル42 Spring Travel_1 PANICALE(パニカーレ)

ジャケパンを軽快に見せてくれるのは、ローテクタイプのスニーカーだろう。 このたびは、オールネイビーという着こなしのキモに合わせてネイビースエードのアッパーを選んだ。 レザーのシューレースと、アイレットのマットなゴールドカラーが、ネイビー一色のなかでさりげなく際立つ。 結果、細身に仕立てられたCILCOLO 1901<チルコロ 1910>のセットアップパンツともバッチリの相性となっている。

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ジェンテ スタイル41 Spring Travel_1 PANICALE(パニカーレ)新規追加

ジェンテ スタイル41 Spring Travel_1 PANICALE(パニカーレ)

ジェンテ スタイル41 Spring Travel_1 PANICALE(パニカーレ)

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楽しながらもキマっちゃう。春のお出掛け模範解答は、海風薫るショールカラーカーデ

少々きつくてもタイトなパンツに体を押し込める、だとか、少々臭っても色落ちのために洗ってないデニムをはく、だとか。 我々男性は、お洒落は我慢、みたいに捉えているふしがある、いや、あった。 けれど最近は、ちょっと潮目が変わっている。 リラックス感、最高! もっとやれ! そんな感じ。 そう、着心地バツグンにして楽チンな素材選びや作りが、大いに受け入れられており、“我慢”なんかどこ吹く風といった風潮。 これは喜ぶべきじゃない? ただし気をつけたいのは、ルーズになりすぎること。 そりゃ、何にも気をつけずに、ただ気持ちいいってだけなら、もう裸でもなんでもいいわけだからね。 リラックス感とだらしないとは紙一重。
そこで、最高に楽チン気分を享受しながらも、バッチリとキマる服を紹介したい。 PANICALE<パニカーレ>のカーディガンだ。 ただし、こちらはショールカラーの仕立て。 さらりと羽織るだけでジャケットのようにきちんと感が備わるのがポイントだ。 理由は、その出自にある。 世界的なニット産地である、イタリアはペルージャの専業ブランドによる “メイド・イン・イタリー” ならではの、品のいいパターンニング。 そして、上級なコットンがもたらす発色の良さもある。 ともすると、派手? なんて思いがちなマルチボーダーも、大人が着たくなる素敵な配色に仕上げているってワケ。ジャケットだったら少し戸惑う柄物も、カーディガンなら気軽に羽織れるでしょ? それを、普段づかいのデニム&白シャツにさらり。 デニムとトーンを揃えたブルー系というのもポイント。 で、このリラックス感は、ニットだけじゃありません。 SANTANIELLO<サンタニエッロ>のデニムラインdP’s<デプス>の人気モデル、ドレスライクなシルエットにして、ストレッチが効いており、冒頭のように“無理して”履く必要がまったくない楽チンな一本。 適度な色落ちとクラッシュ&リペア加工もグッドセンスじゃない? 足元には、履き慣れたローテクなスニーカー、COMMONCUT<コモンカット>が好相性。 ボーダーの配色から拾ったベージュを、スエードに纏っている。 最後にVゾーンから覗くTシャツは、CILCOLO<チルコロ>のヘンリーネック。 優しいブルーグラデの中に、一点無骨なアイテムがチラリ。 結果、リラックス感ときちんと感が絶妙にミックス。 いやぁ、お洒落に我慢って必要ないんだね。

PANICALE〈パニカーレ〉のニットカーディガンで爽やかに

  • ジェンテ スタイル41 Spring Travel_1 PANICALE(パニカーレ)

サックスブルーをベースとした好配色のマルチボーダーは、羽織るだけで清涼感を纏える一枚。 独特の凹凸を持つ編み込みは、マルチボーターと相まって豊かな表情とともに、心地よいドライな肌触りをもたらしてくれる。 フロントにはポケットも備えたショールカラーゆえ、ジャケットライクに羽織れるから、写真のようなTシャツ&デニムだけでなく、シャツ&スラックスのようなキレイめなスタイルにも応用可能。 ニットの名産地、イタリア・ペルージャが生んだ、華のある一枚をぜひ堪能されたし。 PNAICALE(パニカーレは)世界的なニットの産地でもあるペルージャに拠点を置くニットの専業メーカー。 先進的な技術と職人の手作業が融合したニットは、クオリティーの高さと暖かみがバランス良く共存する”メイドインイタリー”のセーターです。

程よいダメージとストレッチ感が心地よい、dP’s〈デプス〉のデニム

  • ジェンテ スタイル41 Spring Travel_1 PANICALE(パニカーレ)

テイラーとパンツ職人の夫婦が創業したパンツ専業ブランドの SANTANIELLO〈サンタニエッロ〉。ドレッシーなシルエットメイクを得意とする同社が満を持してスタートした新たなデニムラインがdP’s〈デプス〉。 持ち前の美しいパターニングや柄の生地を使ったスレーキ(ポケット裏地)などにセンスの良さがチラリ。 ストレッチが効いているために、細身でも楽にはくことができる。ブリーチ加工やダメージ加工が程よく上品なのも、大人がはくにはうってつけといえるだろう。  Santaniello〈サンタニエッロ〉は、1968年にイタリアのサレルノで創業した、イタリア屈指のパンツ専業メーカーです。サルトリア仕立のクラシックなスタイルからカジュアルな5ポケットまで、幅広いラインアップをリリースしています。

COMMONCUT〈コモンカット〉のスニーカーで春を満喫

  • ジェンテ スタイル41 Spring Travel_1 PANICALE(パニカーレ)

いわゆるコートシューズタイプのローテクスニーカー。 何より上品なのは、サンドベージュのスエードアッパーだろう。 そこへ、レザーのシューレースやマット仕上げのハトメ、ビブラム社製ラバーソールを採用、品質の良さが滲み出る。 ライニングもすべて本革なので、足入れもスムーズではき心地も満点。 アノニマスでシンプルなルックスのなかにさりげない主張。 そして、優しいルックス。 柔らかな春の日差しに映える、大人の一足といえるだろう。  COMMONCUT〈コモンカット〉は、ファッションへの飽くなき情熱と異なる様々なカルチャーへの心酔から生まれた、ポルトガルのシューズブランド。 普遍的でクラシックなスタイルと革新的なテクスチャー、独創的なイマジネーションから生み出された、快適な履き心地を実現したシューズです。

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ジェンテ スタイル40 WHITE_2 HEVO & PANICALE(イーヴォ & パニカーレ)

ジェンテ スタイル40 WHITE_2 HEVO & PANICALE(イーヴォ & パニカーレ)

ジェンテ スタイル40 WHITE_2 HEVO & PANICALE(イーヴォ & パニカーレ)

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“キャラ濃いめのミリジャケは“潔く” が肝心

ここのところファッション市場に変化が起きているってご存じ? これまでの法則でいえば、優しげな色や素材で軽やかさをアピールするのが、春服のセオリーだった。 ところが、トレンドを牽引するモードブランドのコレクションでは、素材は力強さを感じさせるくらいの量感があったり、色合いに春夏らしからぬ深みを持たせていたり。 おまけにデイリーウェアの代表格であるデニム、それからベースボールキャップといった、ストリートアイテム。 これらがビッグメゾンのランウェイに登場したことが、大きな話題になっていたりする。 こうした変化の理由はいくつもあげられるけれど、端的に言ってしまえば、着回しの幅を広げるような実用性の高いデザインが求められはじめた結果、既存の常識がほどけてきてということ!?  そう思えば、昨年春夏に秋素材のスエードを使ったシューズが猛プッシュされていたことにも納得いただけるはず。 これっていい意味で、ファッションにおけるハイ&ローの敷居がなくなり、シーズン性も薄れてきたってことになるのかも!?  そこで着こなしの話。 ミリタリーは男性にとって、季節を問わずに身にまとえる定番だけど、こうした深みのある緑をうららかな春に持ち出せるって、ちょっと心が浮き立たない?
さて、今回ピックアップしたM-65風アウターはHEVO〈イーヴォ〉。 ご覧の通り、しっとりとした生地感で色気立たせた製品染めのグリーン。 これにデニムを合わせるのもありだけど、やっぱりどこかに軽さが欲しいというのが正直なところ。 そこで、ホワイトの出番。 ホワイトは何度もお伝えしている通り、爽やかさの象徴。 もちろん、主張が強いだけに扱いが難しくはあるのだけれど、であれば小細工なしの一点突破。 ホワイト軸のクリーンな装いに、存在感のあるミリジャケを合わせて、コントラストを際立たせる。 こうするだけでほら、既存の春らしくみせながら、トレンドを男前に着こなせるってわけ。 つまりはそう、テクニックはもちろん大事だけれど、ときにはこういった潔さも男には必要ってこと。

トレンドのゆったりシルエットで着るHEVO(イーヴォ)のミリタリージャケット。

  • ジェンテ スタイル40 WHITE_2 HEVO & PANICALE(イーヴォ & パニカーレ)

クラシックなM-65デザインを踏襲し、マットな質感のソフトなコットン素材で仕立てた4ポケットのミリタリージャケット。 一枚仕立てで作られたジャケットは軽い質感で春らしい仕上がり。 少し明るめのミリタリーグリーンのコットンツイルの生地をチョイスし、縫製後にウォッシュ加工を施すことで生地が起毛しステッチ周りにはアタリが生れ、柔らかでこなれた質感を作り出しています。 デザインはミリタリージャケットならではのゆったりしたシルエットを採用することでコート感覚で着用でき、新鮮なバランスのコーディネートを作ることができます。 Hevo〈イーヴォ〉は、2010年に誕生した、イタリアのプーリアを本拠地とするコートのブランド。 豊かな表情を生み出すイタリアらしい染めや加工の技術と洗練されたフィッティングで、時代性を的確に捉えたスタイリッシュでスポーティなウェアを提供しています。

ハイゲージの糸で立体的に編み上げたPANICALE(パニカーレ)のコットンセーター。

  • ジェンテ スタイル40 WHITE_2 HEVO & PANICALE(イーヴォ & パニカーレ)

様々なパターンの編地を組み合わせて立体的に仕上げたコットンセーター。 ハイゲージの糸を使って軽く仕上げたニットは高級感がありながらお手入れも手軽で、カットソー感覚で着用できるセーターに仕上がっています。 インディゴのシャツやクルーネックのTシャツなどと相性が良く、ラフに着こなしても大人っぽく洗練された印象のスタイリングを作り上げることができ、正に大人のリラックスウエアに取り入れたいマストアイテム。 季節の変わり目や旅先など、脱いだり着たりを繰り返す春先から、夏場などにも冷房除けなどに使え、肩や腰に巻くことでコーディネートのアクセントアイテムとしても活躍します。 PANICALE(パニカーレ)は世界的なニットの産地でもあるペルージャに拠点を置くニットの専業メーカー。 先進的な技術と職人の手作業が融合したニットは、クオリティーの高さと暖かみがバランス良く共存する”メイドインイタリー”のセーターです。

スッキリとしたシルエットが綺麗な、イタリアンブランドらしいSANTANIELLO(サンタニエッロ)のパンツ。

  • ジェンテ スタイル40 WHITE_2 HEVO & PANICALE(イーヴォ & パニカーレ)

コットンストレッチの生地を使い、ノータックのスッキリとしたシルエット採用し、味わい深い製品染めで仕上げたパンツ。 股上はやや浅めでヒップから太ももにかけ綺麗なラインを作り出し、裾へ向けたテーパードもスッキリとしながらも無理のない細さのシルエットに仕上げています。 ストレッチ素材と絶妙なシルエットで程良いフィット感と動きやすさを両立させたパンツを作り上げています。 フラップ付きのバックポケットやチェンジポケットなど、ディテールにもこだわりを見せ、ステッチ周りには製品染めによる染色の濃淡やアタリが綺麗に表現されています。プライスとクオリティーのバランスが良くコスパの高いパンツに仕上がっています。  BRIGLIA 1949〈ブリリア1949〉はナポリの東、ベスビオ山の麓を拠点にメンズのパンツに特化したファクトリーとして30年以上の歴史を重ねるフォーテンインダストリー社が手掛けるパンツブランド。 イタリアに根付くサルトリアの知識と技術、伝統に誇りを持ちながらもグローバルに視野を広げ、新たなチャレンジを念頭に第2世代となるMichele Carilloが立ち上げたニューブランドです。

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ジェンテ スタイル39 WHITE_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット&ジレ

ジェンテ スタイル39 WHITE_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット&ジレ

ジェンテ スタイル39 WHITE_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット&ジレ

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“慎ましさ”がホワイトジャケット&ベストを都会的に好転させる

「ホワイトジャケットは、リゾートスタイルにこそふさわしい」。 この考えはファッションにこだわりのある男性にとって、よもや常識の範疇かと。 たしかにその通り。 夏の照りつける日差しに咲く、眩いばかりのホワイトジャケットには格別なエレガンスを感じてしまうものだし、黄金に輝く夕刻の海原を借景にすればホワイトはさらに神々しく輝く。 小難しい言葉を抜きにすれば、最高に似合うのだ。 ただ、だからといって、それをリゾートスタイルの専売特許だと決めつけてしまうのは少々もったいない。 声高な固定観念のお化けとは一旦オサラバして、誰しもがソレと感じる、凛々しさ、爽やかさ、高貴さといった上質を絵に描いたようなイメージを有効活用しましょうよ! というのが、今回の話。 もちろん、それを素直に着こなしてしまうと、コスプレ感全開になって火傷してしまう恐れがあるのでご注意を。 基本色とはいっても、そもそもがドレッシーを主張するホワイト。 だから、カッチリ感を強調するようなタイドアップは一旦お休みして、全体のコントラストはニュートラルカラーを基調として慎ましく、肩肘の張らないアイテムでコーディネイトを組み立ててみるのが正攻法かと。
そこで上の写真をみて欲しい。 素足履きのレザースリッポンで軽快さを演出しながら、ライトグレーのスラックスは BRIGLIA〈ブリリア〉、クルーネックT、ベスト、ジャケットはすべてCIRCOLO1901〈チルコロ1901〉という組み合わせ。 リゾートなりの気楽さでいればリネンを選びたいところだけど、これはあくまでタウンユース。 となれば、やはりジャージーが適役。 着心地はもちろん、優しげな印象が醸せるから、ベストを取り入れたスタイリングも見た目に堅過ぎず、それでいて男らしい格調も叶えてくれる。 ドレスシャツではなくクルーネックTという選択も、ホワイトジャケットで陥りがちな貴公子的な印象をいなす、都会的なエッセンスとして申し分ないでしょ!?

トレンドのホワイトジャケットは CIRCOLO1901(チルコロ1901)のジャージージャケットでラフに着こなす。

  • ジェンテ スタイル39 WHITE_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット&ジレ

チルコロが独自に開発したストレッチ性が高く通気性の高い鹿の子生地を使用し、製品染めで仕上げたベーシックなジャケット。 製品染めならではの風合いが楽しめる綺麗なオフホワイトは、通気性が良く肌当たりの良い鹿の子素材と相まって、春夏シーズンに活躍するスッキリとしたジャケットに仕上がっています。 ラペルはゴージが高めでやや細めのデザイン、着丈はやや短めでカットソースタイルとも良く合うデザインに仕上がっています。 シャツを合わせたトラディショナルなコーディネートから、Tシャツとデニムでラフに着こなすスタイリングまで幅広く対応するマルチジャケットです。  CIRCOLO 1901〈チルコロ1901〉は南イタリアのバーリに本拠地を置くテキスタイルカンパニー S.G.L.社が展開するブランド。ジャージ素材とニット素材を多用し、リラックスウエアとドレスウエアを融合した革新的なコレクションをリリースしています。

スッキリとしたシルエットが綺麗なBRIGLIA(ブリリア)のパンツ

  • ジェンテ スタイル39 WHITE_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット&ジレ

コットンストレッチのシャンブレー素材を使いスッキリとしたシルエットで仕上げたパンツ。 股上はやや浅めでヒップから太ももにかけ綺麗なラインを作り出し、裾へ向けたテーパードはスッキリとしながらも無理のない細さに仕上げています。 昨シーズンから復活の兆しがあるプリーツデザインをブリリアではベーシックなワンタックをチョイス。 ストレッチ素材と絶妙なシルエットで程良いフィット感と動きやすさを両立をさせたパンツに仕上げています。  BRIGLIA 1949〈ブリリア1949〉はナポリの東、ベスビオ山の麓を拠点にメンズのパンツに特化したファクトリーとして30年以上の歴史を重ねるフォーテンインダストリー社が手掛けるパンツブランド。 イタリアに根付くサルトリアの知識と技術、伝統に誇りを持ちながらもグローバルに視野を広げ、新たなチャレンジを念頭に第2世代となるMichele Carilloが立ち上げたニューブランドブランドです。

コーディネートを締めるPERSOL〈ペルソール〉のサングラスとPAOLO VITALE(パオロビターレ)のブレスレット。

  • ジェンテ スタイル39 WHITE_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット&ジレ

インナーとコーディネートしたブラックのサングラスはイタリアの老舗サングラスメーカーPERSOL(ぺルソル)。シンプルなセルフレームのモデルをチョイスしてクールな印象を演出しています。 ブレスレットはシンプルなモノトーンカラーで大人っぽいテイストのデザインをセレクト。 淡色の真珠貝の間に、様々な大きさのオニキスとガラスのブラックビーズでメリハリをつけ、金属のパーツでアクセントをつけたパオロヴィターレのブレスレット。  PAOLO VITALE〈パオロ・ヴィターレ〉は、1970年代イタリアのモンツァで、ハンドメイドのベルト作りを始めたのがブランドの起源。 企画から素材選び、生産、最終の仕上げまで全ての工程を、イタリアの自社工場で行っています。

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ジェンテ スタイル38 リラックスジャケットスタイル_2 L.B.M.1911(エルビーエム1911)ジャケット

ジェンテ スタイル38 リラックスジャケットスタイル_2 L.B.M.1911(エルビーエム1911)ジャケット

ジェンテ スタイル38 リラックスジャケットスタイル_2 L.B.M.1911(エルビーエム1911)ジャケット

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RELAX JACKET STYLE_2

旬を飼い慣らすにはホワイトパンツが役に立つ

3月になると途端に気になりはじめるトレンドの行く末。もちろん、年齢を重ねた男が流行ばかりを追いかけるのは、見た目にイタいこと極まりない。 とはいえ、スタイルによほどのこだわりをお持ちでない限りは、自分らしさを無頼に貫くのは控えた方がよいのかと。。。 なんといっても、トレンドは共通言語。 古臭いオヤジに見られないためのキーワードと考えれば、 “トレンド?(笑)” と鼻で笑うのではなく、むしろ、ちょうどいい距離間でお付き合いしてみるのが、いい大人の在り方なのでは?  そこで今季らしさを探ってみると、浮上してくるのが「アスレジャー」なるもの。
で、この「アスレジャー」、いったい何というと「アスレチック」「レジャー」を組み合わせた造語。 これまでの着こなしといえば、ジム・街着で区別するものだったけれど、そこにモードなエッセンスを注入。 このふたつをシームレスに捉え直すところに新鮮さが見出されているというわけ。 ただ、問題がひとつ。 よくよく考えてみれば、アスレジャーの成立にはジムで鍛え直した身体が大前提。 なまくらボディでは、そこらにいる自堕落なオジサンに見えかねない。 であれば、全身をスポーツウェアでまとめるなんて所業は若者に任せて、お決まりの着こなしにこれ見よがしなスポーツウェアを加えてみるっていうのはどうだろう?  そこでホワイトパンツが役に立つ。
ジャージーストライプジャケットはL.B.M. 1911〈エルビーエム1911〉、ホワイトパンツはBRIGLIA1949〈ブリリア1949〉、メッシュフーディはPANICALE(パニカーレ)。
ネイビージャケットにホワイトパンツの王道の組み合わせ。 こうくると無意識にシャツに手を出しがちだけど、敢えてフーディを選ぶ。 いわゆるパーカってあどけない印象で、大人の街着にはそぐわないイメージはあるけれど、それを気高く高貴なホワイトで中和。 さらに靴でパーカの色味を補足してあげれば、全体の統一感も出せるし、これなら大人であってもしっくりくるでしょ?

L.B.M.1911〈エルビーエム1911〉が作るシルエット抜群のスウェットジャケット。

  • ジェンテ スタイル38 リラックスジャケットスタイル_2 L.B.M.1911(エルビーエム1911)ジャケット

「マーロンデニム」と呼ばれるL.B.M.1911の新ライン、コットンストレッチ素材のイージージャケット。 発色の良いブルー地にホワイトのストライプを施した清涼感のある生地を使用しています。 1枚仕立てで軽く仕上げながら、ややタイトなフィット感とドレスジャケットの様な綺麗なシルエットでタイドアップも可能なデザインに仕上がっています。 ホワイトパンツとの相性が抜群なので清涼感のあるスタイリングがお奨めのジャケットです。 L.B.M.1911〈エルビーエム1911〉は、イタリアを代表するテイラーリングメーカーとして君臨するLUBIAM社のスポーツラインとして、2006年に誕生しました。 伝統的なテイラーリング技術を踏襲したパターン、縫製、そして洗練されたスタイルで、洋服本来の着ることの楽しさを提案しています。

イタリアンブランドならではの細身のシルエットが綺麗なBRIGLIA〈ブリリア〉のコットンストレッチパンツ。

  • ジェンテ スタイル38 リラックスジャケットスタイル_2 L.B.M.1911(エルビーエム1911)ジャケット

コットンストレッチのギャバジン素材を使いスッキリとしたシルエット採用、味わい深い製品染めで仕上げたパンツ。 股上はやや浅めでヒップから太ももにかけ綺麗なラインを作り出し、裾へ向けたテーパードもスッキリとしながらも無理のない細さに仕上げています。  ストレッチ素材と絶妙なシルエットで程良いフィット感と動きやすさの両立をさせたパンツを作り上げています。 フラップ付きのバックポケットやチェンジポケットなど、ディテールにもこだわりを見せ、ステッチ周りには製品染めによる染色の濃淡やアタリが綺麗に表現されています。 BRIGLIA 1949〈ブリリア1949〉はナポリの東、ベスビオ山の麓を拠点にメンズのパンツに特化したファクトリーとして30年以上の歴史を重ねるフォーテンインダストリー社が手掛けるパンツブランド。 イタリアに根付くサルトリアの知識と技術、伝統に誇りを持ちながらもグローバルに視野を広げ、新たなチャレンジを念頭に第2世代となるMichele Carilloが立ち上げたニューブランドブランドです。

マリンテイストを感じるCOMMONCUT〈コモンカット〉ストライプのスリップオンデッキシューズ。

  • ジェンテ スタイル38 リラックスジャケットスタイル_2 L.B.M.1911(エルビーエム1911)ジャケット

コットンキャンバスに大胆なストライプをプリントして、マリンテイスト溢れるスニーカーに仕上げました。 ビブラム社製のホワイトカップソールを使用し、ステッチダウンすることでアッパーとソールの馴染みが良い丈夫な仕上がりになっています。 表面がコットンキャンバスでカジュアルなテイストでありながら内側にはナチュラルカラーのレザーライニングを全面に施し、スムースな足入れと高級感のある履き心地に仕上げています。 カジュアルスタイルの足元はもちろん、コットンスーツなどドレスアップスタイルのはずしアイテムとしても活躍するシューズです。  COMMONCUT〈コモンカット〉は、ファッションへの飽くなき情熱と異なる様々なカルチャーへの心酔から生まれた、ポルトガルのシューズブランド。 普遍的でクラシックなスタイルと革新的なテクスチャー、独創的なイマジネーションから生み出された、快適な履き心地を実現したシューズです。

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ジェンテ スタイル37 リラックスジャケットスタイル_1 PANICALE(パニカーレ)ニットジャケット

ジェンテ スタイル37 リラックスジャケットスタイル_1 PANICALE(パニカーレ)ニットジャケット

ジェンテ スタイル37 リラックスジャケットスタイル_1 PANICALE(パニカーレニットジャケット)

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季節の変わり目にこそ “旬” をまといたい

大人に相応しい上品な装い。 これをカジュアルスタイルで実現するには、やはりドレスマインドを基礎としてコーディネイトするのが手っ取り早い。 このドレスマインド、平たくいえば、ドレスダウンの延長としてカジュアルウェアをとらえるというもの。 ようするに、ワークやミリタリーといったテイストに重点を置くのではなく、ドレスクロージングの塩梅で休日服を選んでいけばいいのだ。 と、簡単にいいはしたものの、それじゃ実際にどうすればいいの? その回答となるのが、今回のスタイリング。
コットンニットジャケットはPANICALE〈パニカーレ〉で、リネン混のオッドベストはL.B.M. 1911〈エルビーエム1911〉、そしてコットンパンツはBRIGLIA〈ブリリア〉という組み合わせ。 パッと見は昨年から引き続く、ワントーンコーデのベージュ版といった印象だけど、会社勤めの一般的な男性になら、思わずピンッ!とくるものがあるはず。 春夏ビジネススタイルの大定番、ベージュのコットンスーツがまさにそれ。持ち味は軽快さと独特の優しさ、その一方で素直に組み合わせれば、シニア感が増し、印象がぼやけてしまうというクセ者でもある。それゆえに敬遠しがちな方も多いのだけど、そこにスタイリングの妙味が光るというわけ。 ガーメントダイのこなれた風合い? メリハリ利かせた素材の組み合わせ? それらが演出する奥行感? もちろん、それもある。けれど、今回のキーワードを改めて思い出して欲しい。そう、ドレスマインド。このコンテンツで何度もお伝えしている通り、トレンドを追うばかりがおしゃれじゃない。特に季節の変わり目となるこの時期は、景観とコーディネイトの調和が重要で、それはドレスの本場であるヨーロッパで伝統的に受け継がれるテクニックのひとつだったりする。 初夏はラベンダー、秋はアザミやヒース、そしてベージュの大地に花開く赤紫のストライプこそが、春の代名詞ライラック。このアクセントカラーひとつ差し込むだけで、見た目はほんのり華やぐし、じつは知的な選択だということも、おわかりいただけましたよね?

旅先や季節の変わり目に活躍するPANICALE(パニカーレ)のニットジャケット。

様々なパターンを組み合わせたケーブル編みが美しいコットンベースのニットジャケット。 フロントはダブル仕立てでメタルボタンを配しケーブル編みに負けない存在感のあるデザインに仕上げています。 しっかりとした編み地はザックリとしながらも肌当たりが良く、シャツとのコーディネートはもちろんカットソーとの相性も抜群。 ヘンリーネックのTシャツやルーズフィットのTシャツなどと合わせたコーディネートで雰囲気の良いスタイリングを作ることができます。  コットンのニットジャケットはシーズンを通して着用ができ、シワを気にせずラフに扱えるのが魅力。 季節の変わり目や旅先など、脱いだり着たりを繰り返す春先から初夏にかけて活躍してくれるアイテムです。 
PANICALE(パニカーレ)は世界的なニットの産地でもあるペルージャに拠点を置くニットの専業メーカー。 先進的な技術と職人の手作業が融合したニットは、クオリティーの高さと暖かみがバランス良く共存する”メイドインイタリー”のセーターです。

コーディネートのアクセントになるマドラスストライプが印象的なL.B.M.1911のジレ。

シックなカラーの組み合わせで作られたマドラスストライプは、ホワイトカラーやインディゴカラーとの相性が良く、様々な着こなしが楽しめるジレに仕上がっています。 フロントのボタンは5つ、ポケットが2つのベーシックなデザインを採用。 肩のパーツデザインはやや細めでスッキリとした雰囲気に仕上がっています。 後ろ身頃のウエスト部分にはバックストラップを配し、フィットを調整して好みのシルエットを作ることができます。 生地はライニング無しの1枚仕立てにすることで、着用時の涼しさと体に馴染むソフトな質感を作り出しています。 ソフトな質感のシャツやTシャツなどと相性が良いので、ウォッシュアウトしたデニムシャツやオックスのシャツ、ヘンリーネックのホワイトTシャツなどと組み合わせて使うと雰囲気の良いコーディネートを作り出すことができます。 
L.B.M.1911〈エルビーエム1911〉は、イタリアを代表するテイラーリングメーカーとして君臨するLUBIAM社のスポーツラインとして、2006年に誕生しました。 伝統的なテイラーリング技術を踏襲したパターン、縫製、そして洗練されたスタイルで、洋服本来の着ることの楽しさを提案しています。

春夏のカジュアルスタイルに活躍するスッキリとしたCOMMONCUT(コモンカット)のスムースレザーデッキシューズ。

アッパーデザインはスポーティーでベーシックなスリップオンスタイル。 春夏のカジュアルスタイルに良く合うスッキリとしたスムースレザーを使ったシューズ。  シンプルなライトベージュカラーは、春夏に多用されるホワイトやネイビー、ブラウンなどとも相性が良く、幅広いスタイリングに対応します。 ビブラム社製のホワイトカップソールを使用し、ステッチダウンすることで、アッパーとソールの馴染みが良い丈夫な仕上がりになっています。 カジュアルなテイストでありながらレザーライニングを全面に施し、高級感のある履き心地に仕上げています。 カジュアルスタイルの足元はもちろん、ドレスアップスタイルのはずしアイテムとしても活躍するシューズです。  
COMMONCUT〈コモンカット〉は、ファッションへの飽くなき情熱と異なる様々なカルチャーへの心酔から生まれたポルトガルのシューズブランド。 普遍的でクラシックなスタイルと革新的なテクスチャー、独創的なイマジネーションから生み出された快適な履き心地を実現したシューズです。

WINTER COAT STYLE_2

ジェンテ スタイル36 ウィンターコートスタイル_2 HEVO(イーヴォ)ウールコート2

ジェンテ スタイル36 ウィンターコートスタイル_2 HEVO(イーヴォ)ウールコート

ジェンテ スタイル36 ウィンターコートスタイル_2 HEVO(イーヴォ)ウールコート

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WINTER COAT STYLE_2

上級者のメソッドは「色よりも素材の組み合わせ」

重ね着が主体になる冬の着こなし。それに加えて、汎用性の高さを優先してダークカラーのコートを選択している男性ってやっぱり多いはず。 もちろん、そうした選択自体は間違いじゃない。 ただ、そうすると気掛かりになるのは、カラーバランスの問題。 そう、お気に入りのアイテムを選んでいるうちに、ついつい全体が沈んだ印象の着こなしになっていることってやっぱりあるわけで。 で、よくある対処法として用いられるのが、色で差別化する手法。 インナーに明るい色を差し込むことで、たしかに印象は軽快に跳ね上がる。 ただ、さらに上級者風にふるまうのであれば、色よりも素材の組み合わせ。 これを優先することが、メンズスタイリングのメソッド上、正解とされているって知っていました?
さて、それでは早速、今回の着こなしの振り返りを。 着用したのはHEVO〈イーヴォ〉ダッフル風コート、PANICALE〈パニカーレ〉ニット、SANTANIELLO〈サンタニエッロ〉テイパードパンツ、シューズはアウターの量感との釣り合いを意識したスエードレザーのマウンテンブーツANDREA VENTURA〈アンドレアベンチューラ〉という組み合わせ。 まず注目したいのは、インナーに使ったノルディック柄ニットだ。 HEVO〈イーヴォ〉のコートにみるプレーンなウール生地には、そのほんのりとドレッシーな印象からカシミアなどの光沢のある獣毛素材を選ぶのが一般的。 でも、そこはHEVO〈イーヴォ〉。 エンベローブポケットをはじめ、ミリタリーな味付けがさりげない同ブランドであれば、刺し子のような力強い表面感が持ち味のニットで、あえてカジュアルに振ってみるなんて芸当もしっかりと包み込んでくれる。 そして肝心な色だけど、ここは要注意。 素材感がカジュアルな分、これに派手色を重ねあわせてしまうと、やっぱりトゥーマッチ。 ちゃんと引き算を意識して、知的なライトグレーでコントラストを立たせてみる。 すると、どう? 大人っぽく落ち着いているし、ほどよく肩の力の抜けた塩梅もバレンタイン前のこの時期にうってつけ。 ダッフル風コートであって、子どもっぽく映らないのが何よりの証拠でしょ!?

イタリアンコートブランドHEVO(イーヴォ)が作るモダンに進化したダッフルコート。

バージンウールをベースにナイロンを織り込んだ、軽く保温性の高いプレーンな表面感のウールコート。 ダッフルコートをベースにアレンジをしたデザインは、トグルを排除したボタンフライのフロントデザイン採用し、やや細身のシルエットでスッキリとした印象に仕上げています。 ボタンを止める事で風除けになるフードは立体的にデザインされ、襟周りのキレイなフォルムを作り上げています。ジャケットスタイルはもちろん、ニットなどと合わせたカジュアルスタイルとも好相性のコートです。
Hevo〈イーヴォ〉は、2010年に誕生した、イタリアのプーリアを本拠地とするコートのブランドです。 豊かな表情を生み出すイタリアらしい染めや加工の技術と洗練されたフィッティングで、時代性を的確に捉えたスタイリッシュでスポーティなウェアを提供しています。

スーパージーロンと呼ばれる高級羊毛を使ったPANICALE(パニカーレ)のナチュラルテイストセーター。

バージンウールをベースにナイロンを織り込んだ、軽く保温性の高いプレーンな表面感のウールコート。 ダッフルコートをベースにアレンジをしたデザインは、トグルを排除したボタンフライのフロントデザイン採用し、やや細身のシルエットでスッキリとした印象に仕上げています。 ボタンを止める事で風除けになるフードは立体的にデザインされ、襟周りのキレイなフォルムを作り上げています。ジャケットスタイルはもちろん、ニットなどと合わせたカジュアルスタイルとも好相性のコートです。
Hevo〈イーヴォ〉は、2010年に誕生した、イタリアのプーリアを本拠地とするコートのブランドです。 豊かな表情を生み出すイタリアらしい染めや加工の技術と洗練されたフィッティングで、時代性を的確に捉えたスタイリッシュでスポーティなウェアを提供しています。

秋冬の着こなしにはまる ANDREA VENTURA(アンドレアベンチューラ)のスエードのマウンテンブーツ。

秋冬のカジュアルスタイルに活躍するクラシックデザインのマウンテンブーツ。 毛足の短めなスエード素材を採用し表情のあるアッパーの質感を作り出しています。 ソールにはビブラム社製のソールを採用。 実積のあるトレッドパターンはそのままに、街履き用にソフトなラバーソールをチョイスしています。 シューズの内側はオールレザー張りで仕上げ、最高の足入れを実現しています。 やや細めのワイズを採用し、スッキリとしたシルエットを作り出す事で細身のパンツとも相性の良いデザインに仕上げています。
Andrea Ventura(アンドレア ベンチューラ)は伝統的な重厚さを持つ英国のシューズとは趣の異なる、スリムでファッション性の高いスタイルと軽快な履き心地が特徴。 職人によるハンドメイドはそのままに、伝統的な靴の概念や慣習に囚われることのないスタイリッシュでモダンなシューズ提供しています。

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ジェンテ スタイル35 ウィンターコートスタイル_1 HEVO(イーヴォ)ウールコート

ジェンテ スタイル35 ウィンターコートスタイル_1 HEVO(イーヴォ)ウールコート

ジェンテ スタイル35 ウィンターコートスタイル_1 HEVO(イーヴォ)ウールコート

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WINTER COAT STYLE_1

上品さを損ねずに、チャーミングに隙を作る“モノトーン&ブークレ”という好手

色、素材、サイジングにフィット、シルエットやジェンダー、カルチャーなどなど。 着こなしひとつを完成させるのにも、いろいろな心配りが必要になることは、前回までにお伝えした通り。 もちろん、いい大人であれば、サイジングやフィットを疎かにしている方は少数派。 だから“コートは膝上5cmが魅力的”なんて無粋なことはあえて申し上げません。 多くの方が、各々の体形やトレンドと相談しながら、自分にあったアイテムを選べているはず。 平均点を下回りがちな日本人の洋服の扱いにおいて、正統に着こなせることは、それだけでも十分に素晴らしいことなんですが、頭からつま先まで平均点じゃ物足りない。 もちろん、そうしたイロハを忠実に守った先には、統一感を後ろ支えに主張の強い色や素材を排除して、控えめなバランスで極めて上品な印象を相手に与える、なんて極致がまっているわけですが、それこそ色や素材の手なづけ方を熟知した上級者ゆえの特別なムードですからね。 自分はまだまだ……そう謙遜される方は、モノトーンを効かせたスタイリングに挑戦してみるのはいかがでしょう? 特にコートを羽織る機会の増える冬は、これがじつに扱いやすい戦法だったりするんですよ。
まずパッと見て違いが出るのが柄でしょう。 子供っぽく見えると敬遠しがちな大柄。 ですが、白×黒配色であれば、カッチリ!とはいかないものの、どこかシックでいてチャーミングに好印象がくすぐれる。 これがモノトーンの旨味です。 もともと色数を3?4色に絞る手法はメンズスタイリングの鉄則ですが、礼服、あるいはモードで若いイメージが先行する白黒を使って、柄の子どもっぽさを好転させるって意外に手を出してこなかった気がしませんか? しかもコート、思わず触りたくなるほどに柔らかなブークレ生地ですからね。 これであれば、厳冬期でもほっこりと暖かなムードも醸せるわけで。 そうしたパートナーが心を砕ける隙をちゃんとつくる気配り。 これもまた男の器量ってやつですよね?

モノトーンチェックでシックに仕上げたロングコート。

ヴァージンウールをベースに化繊とアルパカを混紡した、軽く保温性が高い膝丈ロング丈コート。 ラグランスリーブにバルカラーを採用したベーシックなデザインに大柄なチェックの生地を合わせ、インパクトがありながらもコーディネートしやすいコートに仕上げています。 モノトーンのコーディネートでまとめると、今年のトレンドを取り入れたシックで大人っぽいスタイリングが出来上がります。
Hevo〈イーヴォ〉は、2010年に誕生した、イタリアのプーリアを本拠地とするコートのブランド。 豊かな表情を生み出すイタリアらしい染めや加工の技術と洗練されたフィッティングで、時代性を的確に捉えたスタイリッシュでスポーティなウェアを提供しています。

防寒性も期待できるボリューム感のあるウールパンツ。

ウールフランネルの様な起毛した表面感があり、見た目と共に暖かさを提供してくれるパンツ。 ウール素材にナイロンを混紡することでボリュームのある生地ながら軽さのある履き心地を作りだしています。ミックス調のミディアムグレーはビジネススタイルでもカジュアルスタイルでも活躍するアイテム。 素材感と相まって柔らかいテイストのコーディネートを作り出してくれます。 デザインは「スリムフィット」をチョイス。 細身でスッキリとしたキレイなラインを作り出します。 サンタニエッロのパンツはこだわりのイタリア生産にもかかわらず、優れたコストパフォーマンスなのも魅力の1つです。 Santaniello〈サンタニエッロ〉は、1968年にイタリアのサレルノで創業した、イタリア屈指のパンツ専業メーカーです。 サルトリア仕立のクラシックなスタイルからカジュアルな5ポケットまで、幅広いラインアップをリリースしています。

マットな質感のラグジュアリーなローテクスニーカー。

クラシックなバスケットシューズのデザインをベースに、イタリアのリモンタ社のファブリックとビブラム社のソールを使ったシンプルで高級感のあるテイストに仕上げたスニーカー。 アッパーには撥水性と丈夫さを併せ持ち、バッグなどの素材で有名なリモンタ社の生地を使用。 ソールには登山の世界からタウンユースまで高い実績と信頼性を誇るビブラム社が作るホワイトカップソールを採用。 インナー部分にはソフトな表革を全面に貼り合わせ高級感のある足入れを実現しています。 高級感がありシンプルなスニーカーはあらゆるスタイリング合うとマルチアイテムです。 COMMONCUT〈コモンカット〉は、ファッションへの飽くなき情熱と異なる様々なカルチャーへの心酔から生まれた、ポルトガルのシューズブランド。 普遍的でクラシックなスタイルと革新的なテクスチャー、独創的なイマジネーションから生み出された、快適な履き心地を実現したシューズです。

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ジェンテ スタイル33 ウィンターリゾートスタイル_2 STONEISLAND(ストーンアイランド)ダウンジャケット

ジェンテ スタイル34 ウィンターリゾートスタイル_2 STONEISLAND(ストーンアイランド)ダウンジャケット

ジェンテ スタイル33 ウィンターリゾートスタイル_2 STONEISLAND(ストーンアイランド)ダウンジャケット

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ボリューミーなダウンはオーガニックなフィーリングで好転させる

ルーズフィットの攻略法がわかったところで、次はボリューミーなアイテムのいなし方。 とくに気になるのは、今年も豊作となっているダウンウェアだ。 ダウンや化繊インサレーションを封入したダウンウェアは、その特質上どうしてもボリュームが出やすい。そこでこの問題をウヤムヤにするために、本来はミドルレイヤーであるインナーダウンや、ビジネスをはじめとしたセミフォーマルに焦点をあわせたモデルといった、ダウン封入量の少ないアイテムを選ぶという手もある。 もちろん、それだって間違いじゃない。 けれど、それはあくまで雪と無縁の都市では?という限定付き。 日本でも関東地方より北に位置する都市では、本格的なダウンがライフウェアになっているし、グランピングの勢いをうけてリゾート地としての雪山が復権の兆しを見せているとも聞く。 ようするに、アクティブなイメージのあるデキる男にとって、雪山リゾートは身近な場所になりつつあるというわけだ。 こういった場所では、ダウン封入量の少ないアイテムは心許ないし、かといってスポーツアイテムを羽織るのもありきたり。 せっかく積み上げてきた好印象を損ねてしまう恐れだってある。 では、どうするか。 答えはとても単純。 街映えする本格派ダウンを選べばいい。 上のスタイリングは、その好例。 どう? すっかり雪山モードにギアチェンジしているでしょ?  この手法が魅力的なのは、ダウン以外を見てもらえばお分かりいただけるはず。 そう、PANICALE(パニカーレ)の霜降りタートルネックニットや、NINE:INTHE:MORNING(ナインインザモーニング)の味出しデニムといった、街の定番スタイルをベースにしているのだ。 一見すると簡単なようだけど、じつはこれが繊細で難しい。 というのも、今回のスタイリングで重要なのはフィーリングだから。 これのキモとなるのはSTONEISLAND(ストーンアイランド)ガーメントダイダウンジャケット特有の柔らかな発色。 スポーツダウンはもちろん、一昔前のテカテカダウンでもこの雰囲気は作れないし、どちらにしたって量感が主張してしまう。 そこで、こういったオーガニックなフィーリングに頼る。 これであればダウンのモコモコが優しげな印象に転換されるから……どう? ボリュームが気にならないでしょ!?

ラグジュアリー感のあるコヨーテファー付きダウン。

ストーンアイランドが今シーズン一押しする絶妙なカラーと質感のショートダウンジャケット。 中間色がキレイなアイボリーカラーはダウンジャケットでは珍しい製品染め仕上げによるもの。 フードは立体的な処理が施され、襟元がホールドされるデザインによりマフラー無しでも暖かく過ごせます。 フロントポケットは、フラップ付きの両胸ポケットと少し高めの位置にあるハンドウォーマーポケットが付き、スポーティーな印象を作り出しています。 生地の裏側にはレジンコーティング、表面にはアンチドロップ加工が施され、耐水性も高いダウンジャケットに仕上がっています。  STONE ISLAND(ストーンアイランド)は、ミリタリーデザインを踏襲しながら、高級感のあるハイクオリティーな素材を多用することで他には無い独自のスタイルを築き、物を知る世界中の大人達を唸らせています。

アースカラーと幾何学模様が上手く馴染んだタートルネックセーター。

「スーパージーロン」と呼ばれる、オーストラリアのジーロン地域で生後6ヵ月前後の子羊から採取されるバージンウールを使用。 ソフトな肌当たりと保温性の高さが特徴で、ラムズウールの最高峰と言われる品質の高い毛糸で編み上げています。 ミドルゲージの程良いボリュームはジャケットやコートのインナーとして使うのに丁度良く、アウターとの相性が抜群です。 PANICALE(パニカーレ)は世界的なニットの産地でもあるペルージャに拠点を置くニットの専業メーカー。 先進的な技術と職人の手作業が融合したニットは、クオリティーの高さと暖かみがバランス良く共存する”メイドインイタリー”のセーターです。

秋冬の着こなしにはまるスエードのマウンテンブーツ。

秋冬のカジュアルスタイルに活躍するクラシックデザインのマウンテンブーツ。 毛足の短かなスエード素材を採用し、表情のあるアッパーの質感を作り出しています。 ソールはビブラム社製のソールを使用。実積のあるトレッドパターンはそのままに、街履き用にソフトなラバーのソールをチョイスしています。 また、シューズの内側はオールレザー張りで仕上げ最高の足入れを実現しています。 やや細めのワイズを採用する事でクラシックでスッキリとしたシルエットを作り出し、細身のパンツとも相性の良いデザインに仕上げています。 Andrea Ventura(アンドレア ベンチューラ)は伝統的な重厚さを持つ英国のシューズとは趣の異なる、スリムでファッション性の高いスタイルと軽快な履き心地が特徴。 職人によるハンドメイドはそのままに、伝統的な靴の概念や慣習に囚われることのないスタイリッシュでモダンなシューズ提供しています。