STYLE-24
METROPOLITANO_2
秋口の街歩きは、気心知れたパートナーと一緒に!
9月に入り新学期もスタートし本格的な秋の幕開け。 まだまだ暑さの残るこの時季だが、そろそろクローゼットと衣替えの相談をはじめてみてはどうだろう。 手っ取り早くトレンドを割り出して装いを組み立てていく、これもひとつの手ではあるけれど、キャラ立ちという点では踏み込みが足りないかも。 大人に求められる個性をものにするには、基本を踏まえたうえで定番から一歩踏み出す冒険心が必要だったりする。 何度もお伝えしている通り、着こなしの基本は、色、素材、シーンの把握。 それに加えて、季節と上手に付き合うことも、巧みさを演出する上で欠かせない要素となる。 具体的にいえば、太陽光線の強い夏場は明るい色が好まれ、光線の弱い冬ほど暖色がマッチするといった具合。 また夏に暑苦しく、冬に寒々しく映るようでも、まわりに対する配慮に欠くのもいただけない。 そういう意味で、暑くもなく、寒くもなく、景観に秋らしさも感じないこの時季は、装いと季節の折り合いがつきにくくなる。
そこで簡単に真似できるテクニックをひとつ。ポイントはインナー使いだ。
インディゴ染めのシャツファブリック使ったジャケット&ジレはどちらもGIANNETTO〈ジャンネット〉、テーパードパンツはNINE:INTHE:MORNING〈ナイン イン ザ モーニング〉、足元にはANDREA VENTURA〈アンドレア ベンチューラ〉のブラックダブルモンクといった組み合わせ。 色数を3つに絞った統一感のある装い。 しかも、こうした革靴とジャケットの組み合わせとなると、自然とシャツに手を延ばしたくなるのが男のサガでしょ? でも、それだと没個性に映りかねないし、キマりすぎて窮屈にみられる心配だってある。 そうした印象を一気に解きほぐすのが、インナーの役割だったりする。 選んだのはCIRCOLO1901〈チルコロ1901〉のTシャツ。 コレがいいのは、お行儀のいいクルーネックにあるだけでなく、普段から着慣れたアイテムだということ。 もちろん、Tシャツ特有のカジュアル感の中和、それから秋らしいボリューム出しのために、ジレの仲立ちは欲しいけど、それ以上に背筋が伸びるようなインナーを配すると、チグハグさが粗目立ちしてしまうから。 なんにせよ、既定路線から踏み出すには、気心知れた相棒の存在は欠かせないでしょ?
3シーズン着れる GIANNETTO〈ジャンネット〉 の定番デニムシャツジャケット。
シャツメーカーであるジャンネットが提案する「シャツ生地」を使ったジャケット。 シャツとしてはややオンスが高めのデニムシャンブレー生地を使ったジャケットは、肩周りをややタイトに仕上げ、身頃はややゆとりを持たせた作り。リラックスしたフィット感でありながら、スッキリとキレイに見えるシルエットに仕上げました。 過剰なディテールを省き、軽量でラフなジャケットは、シャツとのコンビネーションはもちろん、カットソーとの相性も良く季節の変わり目に活躍するジャケットです。
レイヤードスタイルに最適な GIANNETTO(ジャンネット) のジレ。[未入荷]
季節の変わりめに着こなしの幅を広げてくれるジレ(ベスト)。 ベーシックなインディゴカラーのこちらのモデルは白ベースのシャツやTシャツに合わせるだけで爽やかで雰囲気の良いコーディーネートが出来上がります。 また、シーズンが深まれば、ネルシャツやウールシャツはもちろん、ウォッシュアウトしたデニムシャツなどを合わせてインディゴの濃淡を楽しむ 上級コーディネートもお奨めです。