RELAX SHIRT STYLE_2

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ジェンテ スタイル65 2018SS SPRING CHECK SHIRT2 GIANNETTO(ジャンネット)

ジェンテ スタイル64 2018SS SPRING CHECK SHIRT2 GIANNETTO(ジャンネット)

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RELAX SHIRT STYLE_2

天然の機能素材リネンを取り入れて、チェックシャツに深みを!

チェックシャツの使い勝手の良さについては、前回お伝えしたとおり。 そこに、さらなるリラックス感が欲しい! という欲張りな大人なら、きっとリネンにたどり着くことだろう。 実際、この時季になると、どのショップでもかなりの頻度でリネンを推奨されるよね?  まぁ、「季節のもの」としてちょっと流し気味に聞いていたところがあるのは確か。 でも、実際何がいいのだろう?
洗濯表示で麻と記されるリネンは、亜麻のこと。 JISにおいては、苧麻=ラミーなどもまた麻と表記されるので、ご注意を。 とはいえ、麻表記の大半がリネンであることは間違いないんだけど。 さて、このリネン。 季節感が醸せるという以上に、天然の機能素材といっていい代物なので、その点をここにおさらいしたい。
一つ。 吸水性&発散性が高い。 コットンに比べて約4倍といわれる吸水率がもたらすのが、リネンがもつドライな感触だ。 これがやみつきという人も少なくないだろう。
二つ。 強度が高い。 コットンやウールは水濡れして擦れると大きなダメージを受けるのだが、リネンは水に濡れて強度が増すという特性が。 そのため、気にせず洗えるのも大きなメリット。
三つ。 何より清潔。 含んだ水分をすぐに発散するので、カビや雑菌の繁殖が抑えられるうえに、上記のとおり水洗いに強い。 つまり、清潔感を保てるわけだ。 考えてみれば、病院やホテルで使われるリネン類。 これも、清潔な素材だからこそ現場で使用されている次第。 しかも、リネンに含まれるペクチンという成分が繊維をコーティングして汚れにくいなんて知ってた?
つまり、世の中で見かける化繊の機能素材の特徴を、天然素材にして備えているとは、なんと素晴らしい素材だろう。 そして、古来エジプト人が「月光で織られた生地」なんて表現したほどの光沢感と、使うほどに柔らかくなる味わいが加わるのだから、言うことなし。
さて、チェックシャツでリネンをどう着るか。 巷で見かける生成りや藍染めも悪くないが、ここは、ヴィヴィッドなカラーリングを取り入れると他人とグッと差がつく。 こちらのGIANNETTO<ジャンネット>のチェックシャツなんて、最高にうってつけなのだ。 派手色といって構える必要はなし。 チェックを構成するネイビーをコーデの基調にして、BRIGLIA<ブリリア>のコットンパンツに、DIADORA<ディアドラ>のスニーカーも色味を統一。 夏の季節感を、天然の機能素材で楽しみながら、色使いでも遊ぶ。そんな上等な着こなしが、これなら可能なのだ。

便利な上に色合わせもバッチリなBONFANTI<ボンファンティ>のワンショルダー

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コーディネイトに合わせて、小物使いまで思いを致せたら、かなりの上級者といっていい。例えば、こちらBONFANTI<ボンファンティ>のデニムバッグ。デニム&レザーパイピングで、ネイビー×オレンジを拾っている。ところどころのダメージ感もアクセントに。もちろん、イタリアの名門バッグファクトリーだけあって、コットンライニング&内ポケットが使い勝手の良いワンショルダータイプ。かなりの収納力なので、どこに行くにも便利だろう。

インナーのTシャツにまで気遣うカラーリングの妙

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オレンジとネイビーのチェックが、抜群にキャッチーなリネンシャツは、GIANNETTO<ジャンネット>謹製。ウォッシュがかかったような味わいのある仕上げと、ヴィンチフィットと呼ばれる、ダーツの入った細身の仕立てが、大人ならではの奥行きを見せる。タックアウトして決まる絶妙な着丈もいい。インナーに着込んだCIRCOLO1901<チルコロ1901>のヘンリーネックTシャツもネイビーで統一。心地よい肌触りとなる。

統一感をもたらす安定のボトムスたち

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BRIGLIA<ブリリア>が得意とする、テーパードシルエットのノータックパンツ。ストレッチ性のあるコットンなので、はき心地も快適。軽く裾をロールアップして、リネンの軽快さを拾うのも小技。DIADORA<ディアドラ>のスニーカーは、ローテクモデルの「エキップ」。レザーアッパーが上品。こちらももちろん、ベージュのラインで、カラートーンを踏襲することを意識したチョイス。