秋のゴルフスタイル2

ジェンテ スタイル

Stylying

STYLE-6 秋のゴルフスタイル2

STYLE-6 秋のゴルフスタイル2

GOLF STYLE_2

タイトなシルエットと潔いモノトーンが脱スポブラの秘訣。

「服装は自分のために非ず、相手に対する衷心からの儀礼なり」(「スチュワート家の歴史」第2巻) ――ようするに、スコアばかりでなく、礼節を踏まえた着こなしもまた休日ゴルファーたちの課題。19世紀にはタイドアップしたスーツがルールとして遵守されていたけれど、いまにそれを実践するにはコスプレ感が強すぎる。 周りから冷ややかな視線を送られることになりかねない。とはいえ、コレ!と決まったユニフォームのないゴルフだけに、正解が導き出しづらいのが悩みの種。ありきたりなゴルフブランドやスポーツブランドからこれ見よがしに見繕う――これも十分に機能的で間違いのない選択だけれど、本気モード過ぎるには少々味気ないというもの。ここは全米ゴルフ協会1927年発表のドレスコードにあやかって、襟付きのシャツを見つめ直すところから自分流の着こなしを完成させたい。
たとえば“襟付きのシャツ”といっても現代のものさしで計れば、タートルネックも許容範囲のとなっている。厳守すべきルールはトップスだけ。だけれど、デニムパンツ、サンダル、ドレスシューズは暗黙の了解として原則NGなのでご注意を。
今回披露するのはラウンド用の着こなし。PANICALE<パニカーレ>のタートルネックニット、SANTANIELLO<サンタニエッロ>のコットンパンツ、そして寒さ対策としてSTONE ISLAND<ストーンアイランド>のダウンベストを重ねたスタイルだ。スイングを妨げず、また体温調節も楽チンだからダウンベストを選ぶ、なんてありきたりな講釈は抜きにして、注目したいのは色柄の使い方。よくあるスポーツブランド流の色柄の乱用、イタズラな切返しを避け、タイトなシルエットを潔くモノトーンに落とし込む。こうして昇華してあげれば、ブラックやオリーブといったミリタリーカラーを使った着こなしも、無骨さや男臭さとは無縁に、爽やかさを振りまける。ツーサムのアツ?いラウンドも適えてくれるはず。

寒い日のラウンドも暖かく

早朝のラウンドではそろそろ寒さが気になる季節。 腕が回しやすいダウンベストはスイングを妨げず体温調整がしやすいので秋から冬にかけてのラウンドにはピッタリ。 毎年定評のある STONE ISLANDN(ストーンアイランド)のダウンベスト。 袖付け部分にはナイロン素材のシャーリングが付き、冷気の浸入を防ぐ機能が付きました。 また、表地の素材には撥水加工されたウール素材を使用し、スポーティーになり過ぎないデザインに仕上げられています。

ジオメトリック柄でスッキリとした印象に。

独特な幾何学模様がキレイなPANICALE(パニカーレ)のタートルセーター。 モノトーンの幾何学模様にはスッキリと見せる効果があり引き締まった印象を与え、コーディネートのアクセントになっています。  素材は”スーパージーロム”と呼ばれる最高級に分類されるラムズウールを使用し、柔らかなタッチで高級感のある着心地に仕上げています。もちろん首周りのストレスも軽減されプレーに集中させてくれます。

シックなブラックパンツでモノトーンスタイルをまとめ上げます。

SANTANIELLO(サンタニエッロ)の「ナチュラルストレッチ」と呼ばれる生地のストレッチパンツ。 織り方によりウレタン系の素材をを使うことなく、「ウール100%」でもストレッチ性がある独特な生地を使い履き心地の良いパンツに仕上げています。  素材は高級なスーツなどにも使われている「 SUPER110 」の生地を使用。シンプルで高級感のあるパンツに仕上がっています。 ブラックパンツは汎用性が高くジャケットスタイルなどにも応用することができます。