2020/02/28(金)

STYLE98 WOOL COAT &
STYLING_HEVO(イーヴォ)のコートとFILIPPO DE LAURENTIIS(フィリップデローレンティス)のニット、BRIGLIA1949(ブリリア1949)のパンツで仕上げたカジュアルコートスタイリング

STYLE96 WOOL COAT STYLING_HEVO(イーヴォ)のコートとFILIPPO DE LAURENTIIS(フィリップデローレンティス)のニット、BRIGLIA1949(ブリリア1949)のパンツで仕上げたカジュアルコートスタイリング

2020/1/23

STYLE-97

相反する2つの要素を掛け合わせ、新たな挑戦を

 

来るべきスポーツの祝祭に向けて、そして、まもなく訪れる春に向けて。軽快にして、スタイリッシュなスポーティレイヤードは、まさに気分だ。カジュアル服において、スポーツ由来のウェアというのは、我々にとってかなり馴染みがあるものだが、旬な感覚を取り入れつつの重ね着となると、途端に難しく感じるのではないだろうか。例えば、普段のワークアウトやランニングで着る服がそのままカジュアルに使えるかというとそうでもない。さらには、スウェットを取り入れてみたものの、まんま部屋着に見られてしまうことも。
そうはいっても、恐れることなくスポーティに着こなしたい。ならば、アスリートさながらの「挑戦」をしてみるのはいかがだろう。一つは、異なるカテゴリーとのミクスチャーだ。スポーティな服ばかり揃えては、アスリートそのものだ。だからこそ一点、クラシカルな仕立てのコートを羽織るのだ。
そこで白羽の矢を立てたいのが、HEVO<イーヴォ>の一枚。いわゆるチェスターコートの類だが、ゆったりしたシルエットで、トレンドも押さえている。さらには、ポリエステルとウールほかの混紡素材を使用しており、見た目以上の軽やかさがあるのだ。
そしてもうひとつの挑戦。それが真っ白な上下だ。ここに選んだのは、DUNO<デュノ>のセットアップ。ストレッチナイロンを使用したパーカとパンツは、シャープなシルエットとも相まってクールなビジュアルを演出してくれる。上下ホワイトの潔さをマイルドに仕上げてくれるのが、さきほどのコートのネイビーだ。影があるからこそ、光が映えるように、セットアップのホワイトを引き立ててくれるというわけだ。
どうせならば、足元にも同じくホワイトを採用したいところ。ここに投入したのは、PHILIPPE MODEL<フィリップ モデル>のスニーカー。ボリュームのある佇まいでモードなスパイスが加わる。
クラシカル×スポーティ。ネイビー×ホワイト。相反する二つの要素を掛け合わせることで生まれる新鮮な雰囲気。2020年代という新しいディケード(10年)の幕開けにも相応しいスポーティコーデにトライしてみるのも悪くないだろう。

潔い配色のコーデだからこそ、小技を利かせて

トップスのフーディーは、フルクローズしたときに、スタンドカラーとなる仕立て。風の侵入を防いでくれる機能的な側面と同時に、見栄えの良さも両得。止水ジップのブラックが、ホワイト上下のアクセントとなり、Vゾーンの間を取り持ってくれるのだ。また、セットアップのストレッチナイロンと光沢あるコートの混紡素材のコントラストも良好。ミニマルな配色のスタイリングに奥行きを与えてくれる。

アウターを脱げば、そのままワークアウトも

素材に使用したストレッチナイロンの伸縮性の高さだけでなく、防風性・撥水性まで備える高機能が持ち味。随所のポケットはジップを備えており、デザインのアクセントだけでなく、実際のワークアウトで着用したときにも、入れたものが落ちないというメリットも。マットな素材感も都会的だ。

ホワイトのボトムスでシャープさを強調

フーディーと同素材を用いたスポーティなパンツ。膝裏にカッティングを施して下に切り替えを入れて細身なテーパードシルエットに仕上げている。ラバーとコードを組み合わせたイージーウエストは、実際にスポーツシーンでも使い勝手よし。合わせたスニーカーは、イタリアブランドのPHILIPPE MODEL<フィリップ モデル>。ホワイト一色のなかで、スエードとキャンバスを組み合わせたミニマルな世界観が、着こなしに程よい味を与えてくれる。

Styling


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