2018/10/03(水)

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STYLE-76

CORDUROY JACKET STYLE

ブラックをベースにした上品コーデに差し込む「大人色」とは?

1982年、ファッション界に激震が走った。「黒の衝撃」である。川久保玲や山本耀司がランウェイで発表した黒いモード服は、それ以降、黒=モードという強い印象さえ与えることとなった。なんていうことは、ご存知だよね。そうした黒いファッションを評して、かくも黒が多彩に見えるとは、と、巷を騒がせたのだ。
しかしながら、黒という色は不思議だ。パソコンのディスプレーにおいて、黒はRGB(0,0,0)。つまり、すべての光源をゼロリセットした状態。真っ暗闇のことだ。理論的には、すべての光を反射せずに吸収する色だから、0と1からなるコンピュータの世界では、当然のことだよね。
でも、ファッションでは少し事情が異なる。素材が違えば、同じ黒でもさまざまな表情を楽しむことができるのだ。色鮮やかな黒、とはいささかパラドキシカルな表現だが、事実でもある。黒を楽しむ、というのは、なんだか上級で難しいような気がしてしまうが、さにあらず。実際は、どんな素材でも黒を選んでおけば、しっかりと調和し、素材の違いがそのまま表情の差となる便利な色だと、改めて思う。
ここでは、きめ細かな毛足が光を反射する黒に近い濃緑のコーデュロイジャケットと、マットに光を吸収するブラックモールスキンのタートルネックのトップス。微妙な光のコントラストが美しい。もちろん選んだのはイタリアブランドの逸品たちで、ジャケットは、GIANNETTO<ジャンネット>、タートルネックはCIRCOLO1901<チルコロ1901>、と、実力派ブランドである。上質な素材だからこそ、さらに黒が魅力的に。
そして実は、ボトムスに変化球を添えた。今回の最大のポイントであるトープカラー。フランス語で「もぐら」を表す言葉で、いわゆるグレージュに近い色。この中間色が黒に大変映えるのだ。黒という色がもつ輪郭効果によってやわらかな色調がグッと引き締まり、普段ならば、カラフルな差し色を入れるところでも、ニュアンスカラーがアクセントとして見事に際立ってくる。
派手色ではない色を差し色にするという、大人のテクニック。黒の衝撃を超える新たな衝撃を与えてくれそうだ。

絶妙なコントラストを醸し出すコーデュロイとモールスキンのコンビネーション

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ジャケットは、GIANNETTO<ジャンネット>の謹製。もともとは、南イタリアの街、アンドリアにあるシャツファクトリーである、カミチェリア サンフォート社が起こした新興ブランド。シャツにおける着心地の追求をジャケットにも再現し、一枚仕立ての軽やかな作りは、さすがの一言。こちらのコーデュロイジャケットもストレッチが効いており、抜群の着心地。マットなインナーに対してコーデュロイのツヤ感が花を添える。

とっても伸びるジャージー素材のタートルネックは、CIRCOLO1901<チルコロ1901>の真骨頂

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ジャケットにインしたのは、CIRCOLO1901<チルコロ1901>によるモールスキンのタートルネック。こちらは、マットな質感が特徴で、ジャケットの光沢あるコーデュロイと好対照。ブランドが得意とするジャージー素材は、伸縮性が非常に高く、ジャケットのインナーとして文句なし。カットソーながらも保温性が高く、ニットライクに使えるのもちょうどいい

グレーともベージュともつかないBRIGLIA<ブリリア>のコットンパンツを黒で締める

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ニュアンスが効いたピーチスキンのコットンパンツは、トレンドでもある1プリーツが入ったタイプ。腰回りに若干のゆとりともたせつつ、すっきり細身のテーパードシルエットを実現。ベルトには、PAOLO VITALE<パオロビターレ>のエレガントなタイプを。足元には、光沢のあるカーフレザーによるOFFICINE CREATIVE<オフィチーネ クリエイティブ>の外羽根プレーントウ。下半身周りの小物もブラックでまとめてしっかりと引き締めを忘れずに。

記事カテゴリー スタイリング

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