2016/11/25(金)

ジェンテ スタイル32 ウィンタージャケットスタイル_2 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

ジェンテ スタイル32 ウィンタージャケットスタイル_2 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

ジェンテ スタイル30 ウィンタージャケットスタイル_1 CIRCOLO1901(チルコロ1901)ジャケット

STYLE-32

WINTER JACKET STYLE_2

寒色は男の基本色。これまで培ってきた、あの手この手を使いましょう

お次は寒色の話。 寒色といいますのは、イメージでいうところの氷や水、印象でなら落ち着きを与える沈静感のある色相、あるいは赤や黄色と比べて主張の少ない後退色の部類。 ざっくりと青緑から青系の色といっても、みなさまには伝わるかもしれませんが、念のため(笑)。 ちなみに寒色の相対を暖色、それ以外は中性色の分類です。 何だか寒空の下では不釣り合いと思われるでしょうが、そんなことはありません。 ネイビー、ブラック、グレー。 こうしてみればおわかりの通り、寒色系ってすべからく男の基本色ですからね。
さて、この寒色の柄ジャケット、どう飼い慣らそうか。 やり方はもちろんさまざまにあるけれど、おそらく一番手堅いと思われるのが、グレーパンツに合わせるという方法。 とくに上の写真のような、コントラストの落ち着いたストライプ柄なら間違いはない。 だって、ほら、ネイビー×グレーってアメトラよろしく、ジャケット&スラックスの鉄板色でもあるわけで。 こうした王道のスタリングイメージを拝借すると、柄ジャケットの活用術はかなり拡げられる。 それからもうひとつ着こなしをスマートにみせる上で大切なのが、素材の理解。 みなさまご存じの通り、ファッションは色の組み合わせからはじまる。 これに間違いはないはず。 でも、ときに素材は色ほどにものをいう。 身近な例でいうと、ウーステッドはフォーマルな印象が強く、逆にウーレンはカジュアルの分類。 今回の<チルコロ1911>のインディゴジャケットであれば、生地は刺子×ツイルでラフだから、主戦場はやはりカジュアル。 しかも、光沢のない素材感。 こうした素材の場合に、光沢の強いアイテムを合わせてしまうと、いわゆるチグハグが生じる。 要するに、ジャケットの味を削いでしまいかねないというわけ。 それは、上の着こなしからも、おわかりいただける通り。 素材感の強いアイテムを主役に据えるのであれば、色柄よりも合わせる同質感を優先する。これを意識すると、服選びはもっとスムーズになる。 ここまでしっかり作り込めれば、遊びの要素はほんのひと匙で十分。 たとえば、ほらハイネックの首元をご覧あれ!

素材感の良いツートンカラーのCIRCOLO1901(チルコロ1901)ストライプジャケット。

ストレッチ性の高いザックリとしたヘリンボーンの編地で、ブラック/ブルーのツートンカラーで仕上げたジャケット。 秋冬らしいボリュームのある生地でありながら、ストレッチ性の高い生地と秀逸なシルエットでスッキリと着こなせるジャケットに仕上がっています。 ブラックxブルーのシックなカラー同士のコンビネーションで、落ち着きのある仕上がりになっています。 ダークブラウンのボタンを採用することで秋冬らしい柔らか身みのあるテイストに仕上がり、秋冬の着こなしに多用されるブラウンカラーのアイテムとも相性の良い仕上げになっています。

高級感のあるPANICALE(パニカーレ)の定番タートルネックセーターにGIANNETTO(ジャンネット)のカッタウェーカラーのインディゴシャツ。

メリノウールで編まれたセーターは艶があり肌当たりも柔らか。   襟元は秋冬のスタイルにマストなタートルネックデザインで仕上げました。  程良く弛ませたり、しっかりと折り返したりと、その時々のスタイルで襟元に変化が持たせられ、時にはシャツ襟をのぞかせたりしても相性良くまとまるのは、タートルネックならでは。  身頃、袖部分ともにややタイトな作りでスッキリしたシルエットに仕上がっています。  ジャケットやニットアウターと組み合わせて使え、カジュアルスタイルから、ジャケットスタイルまで幅広く使えるマルチアイテムです。

ベーシックで上質な素材を使ったSANTANIELLO(サンタニエッロ)のストレッチウールパンツ

ソフトで上質な肌触りのエラスティル社の「エクストラファインストレッチウール」を使用した、スリムシルエットパンツ。 ミックス調のミディアムグレーカラーは通年ご使用いただけ、ビジネススタイルでもカジュアルスタイルでも活躍するアイテム。 ベーシックなアイテムだからこそ素材の持つ光沢感や質感等、素材の良さで差別化を図りたいですね。 デザインは「スリムフィット」をチョイス。 細身でスッキリとしたキレイなラインを作り出します。 サンタニエッロのパンツはこだわりのイタリア生産にもかかわらず、優れたコストパフォーマンスなのも魅力の1つです。

記事カテゴリー STYLING