JACKET STYLING_2

ジェンテ スタイル54 2017 AUTUMN JACKET STYLING,L.B.M.1911ジャケット,L.B.M.1911ベスト,GIANNETTO(ジャンネット)シャツ,BRIGLIA(ブリリア)パンツ,OFFICINE CREATIVE(オフチネクリエーティブ)

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STYLE-54

JACKET STYLING_2

アンサンブルのベスト一枚で輝くノータイスタイル

いわゆる高度成長期に現役バリバリだったビジネスマンからすれば、仕事着としてノータイがここまで市民権を得るなんて想像だにしなかったろう。 それには、やはり2005年に環境省主導で始まったクールビズの登場は大きい。 何と言っても、お上が「ネクタイ不要」と声を挙げたのだから。 当時、日本で火が着き始めていた「クラシコイタリア」ブームも手伝って、台襟の高いシャツと合わせた「センツァ・クラバッタ(=伊語でノータイの意味)」なるスーツ&ジャケパンスタイルがかなり幅を効かせていたのも、今は懐かしい。結果、タイのないスタイルが、お洒落に変換されたわけで。 その後も、アパレル各社やショップ、男性ファッション誌の提案もあって、男のビジネスウェアは、かくも多様になりけり。
まぁ、当時も、ヨーロッパではシャツ=下着だから、タイをせずにジャケットも羽織らないのは、パンツのまま外出するのと同じだ! なんていうクラシカル主義者もいたんだけどね。ともあれ、そう考えると、我々日本のビジネスマンは、イギリスとイタリアに感謝してし過ぎることはない。
さて、そんな英国的な紳士らしさとイタリア的自由さをミックスしたのが、こちらの装いといえるだろう。LBM1911<エルビーエム1911>のジャケットに、共地のベストを合わせることでクラシカルさを加えたダンディなジャケパンスタイルだ。
ポイントは3つ。 一つ、タイをしないことで間延びするVゾーンが、ベストを加えると途端に引き締まる。 一つ、あえてスリーピースではなくパンツを別布のタイプにすることで、オッドトラウザーズのような楽しみができること。つまり、コーデに奥行きが生まれるのだ。 一つ、いつものジャケパンにベストを加えるだけなので、スリーピースのかっちり感に抵抗がある人にもいい。 気張らずに気取れる、といったところか。
ノータイのジャケパンスタイルが着こなし上、うまくいかない人には、うってつけなのだ。 あ、そうそう、この時期の防寒にもベストはおすすめ。 ウォームビズという点でも効果があるのを、お忘れ無く。

イタリア生まれのL.B.M.1911<エルビーエム1911>らしいアンサンブル

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アンサンブル使用が可能な、LBM1911<エルビーエム1911>のジャケットとベスト。ウールをベースにポリエステルとナイロンを混紡し、ツイードのような風合いと軽くて丈夫な扱いやすさを獲得。重ね着を考慮した作りに。インしたGIANNETTO<ジャンネット>のオックスフォードシャツは、カッタウェイカラーにより、ノータイで第一ボタンを開けた時に、Vゾーンで存在感を醸し出してくれるのがうれしい限り。ブラウンと白で上品なカラーコーデとなっている点も注目。

出張などでも活躍する3WAYブリーフとともに

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無理なくかっちりできるから、出張時には活躍まちがいなしのベステッドのジャケパン。 パンツは、BRIGLIA<ブリリア>の、ライトフランネル。ミディアムグレーがほどよい、細身のタイプで、抜群のエレガンス。また、BONFANTI<ボンファンティ>のバッグがすぐれもので、レザーと高密度ナイロンをコンビ使いしたエレガンスとともに、3WAYの高機能 。 ブリーフ、ショルダー、バックパックと半化する上に、トロリーオンも可能。2つのコンパートメントは、分けて入れたいオーバーナイターとしても活躍必至となる。

OFFICINE CREATIVE<オフィチーネ クリエイティブ>のプレーントウシューズ

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ジャケパンながらかっちり感を出した服装に合わせるのは、OFFICINE CREATIVE<オフィチーネ クリエイティブ>のプレーントウ。ジャケット&ベストのブラウンを拾って、ブラウンをチョイス。ツイーディな素材感に合わせて、味わい深いムラ感を持つアッパーの仕上げが絶妙。それでいて、張り込まれたラバーのアウトソールも相まって履き心地が抜群。ビジネスマンにはありがたい一足