ダークサマー_1

ジェンテ スタイル

Stylying

STYLE-21 DARK SUMMER

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DARK SUMMER_1

ダークカラーを手なづければ夏のマンネリは打破できる!

マリンであったり、サファリであったり、あるいはリゾート、コロニアル。 夏の着こなしは相場が決まっている ―― そう思っている人は意外と多い。 たしかに、夏の強い日差し、季節なりの気分にならうとすれば、アイテムの足並みは自然に揃うものだし、かといってマンネリに業を煮やして奇抜さに走るのも考え物だったりする。 人生の酸いも甘いも知る大人であれば、そうしたジレンマをかみしめつつ、軽やかに裏をかいた選択をとっていきたい。 テクニックは様々にあるけど、一番真似しやすいのはやっぱり色の使い方。 たとえば、爽やかさを全開にしたい夏にこそ、ダークカラーで涼やかさを身にまとってみるとか!?  そこで今回提案したいのは、ボーダー柄のカットソーにホワイトデニム。 これってもはや使い古されたマリンルックのクラシックだけど、ポイントカラーをダークトーンに変えるだけでどう?  夏に求める清涼感を醸しながらも、大人らしく引き締まった印象に見えるはず。そのうえで、こなれ感をさそう小技のスパイスを少々。
着用したのは、PANICALE〈パニカーレ〉のボーダーニット、STONE ISLAND〈ストーンアイランド〉のホワイトデニムパンツ、COMMONCUT〈コモンカット〉のスリップオンという構成。  とてもベーシック。  でも、夏らしい清涼感と軽やかさ、今季的な「キチンと感」はちゃんと漂っている。   これを成立させるにはネイビーとホワイトのコントラストが大きな要因になるのだけれど、既述の通り、小技も豊富に積み重ねている。たとえば、着こなしにまとまりを生むモノトーンは、コーディネートの土台となるボトムにホワイトを当てることで、ネイビー特有の重さを軽やかにいなせるし、逆にネイビーが目立つことで、ぼけがちな印象を男らしく引き締めることもできる。   さらに、ボトムの丈感はくるぶしが見えるくらいにまとめて、ニットはロングスリーブで軽く遊ぶ。   そんなときに潮感のあるカラフルなビーズブレスが手元に揺れると、より一層こなれ感が増して見えるでしょ?   こうした遊び心が、ミニマムなカラーパレット、首元が締まったクルーネックといったキチンと感にミスマッチすれば、拍子抜けするくらい簡単にマンネリを乗り越えることができる!?

深いネイビーカラーでコントラストがキレイなPANICALE〈パニカーレ〉ボーダーセーター

ダークネイビーの部分とホワイトの部分で編地を変え、立体的な質感を作りボーダー柄をよりくっきりと表現しています。 コットン/ナイロンの素材は軽く速乾性があり、これからのシーズンにもサラリとした着心地を提供してくれます。 バランスの良い着丈と程良いフィット感の絶妙なシルエットで、一枚で着流しても存在感のある一着に仕上がっています。 襟元はボートネックで仕上げマリンテイストを色濃く打ち出しています。 ホワイトパンツはもちろんライトカラーのパンツと相性が良いカットソーです。 PNAICALE(パニカーレは)世界的なニットの産地でもあるペルージャに拠点を置くニットの専業メーカー。 先進的な技術と職人の手作業が融合したニットはクオリティーの高さと暖かみがバランス良く共存する ”メイドインイタリー” のセーターです。

夏と言えばホワイト!シルエットがキレイな STONE ISLAND〈ストーンアイランド〉のホワイトデニム。

定評のあるストーンアイランドの5ポケットシリーズからホワイトデニムをチョイス。 ストレッチの効いた程良いオンスのデニムは、履きやすさと年間通して履ける便利さがあり、梅雨時期で垂れる素材感もパリッとしたデニムらしい履き心地を味あわせてくれます。 「SLIM FIT」のこちらのモデルはやや浅めの股上と程良いテーパードによる細身のシルエットで、フィット感のあるキレイなラインが特徴。 夏の着こなしはには、ぴったり目のサイズをチョイスし、足首をしっかりと見せた着丈で仕上げるのがオススメ。

COMMONCUT〈コモンカット〉のデニムパッチワークスリップオン

スポーティーでベーシックなスリップオンスタイルを採用し、濃いめカラーのインディゴデニムを大胆にパッチワークしたデザインに仕上げています。 ビブラム社製のホワイトカップソールを使用、ステッチダウンすることでアッパーとソールの馴染みが良い丈夫な仕上がりになっています。 カジュアルなテイストでありながらレザーライニングを全面に施し、高級感のある履き心地に仕上げています。 ホワイトデニムの足元はもちろん、ドレスアップスタイルのはずしアイテムとしても活躍するシューズ。