AUTUMN DENIM SHIRT

ジェンテ スタイル50 AUTUMN SHIRT STYLE GIANNETTO(ジャンネット)長袖シャツ,NINE:INTHE:MORNING(ナインインザモーニング)パンツ,ANDREA VENTURA(アンドレア・ベンチューラ)シューズ

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STYLE-50

AUTUMN ?DENIM SHIRT

縦横無尽に楽しめる、現代的デニム・オン・デニムの作り方

この10年ほどの間で、カジュアルだけでなくモードやドレスの世界でも、がっちりと市民権を獲得した存在のひとつにデニムシャツが挙げられるだろう。 それこそウン十年もの昔は、いわゆるデニムカジュアルブランドのものが中心的だったが、最近では、モードブランドでデニムシャツを見かけるなんていうのは、日常茶飯事。 いわゆるドレスシャツメーカーがデニムやシャンブレー生地を使って、ジャケットのインナーとしても着られるものまで豊富にラインナップしている。 そんな状況は、およそ20年前の日本におけるクラシコ・イタリアブーム時代には想像だにできなかったのではないだろうか。 いずれにしても、さまざまなスタイルでデニムシャツが楽しめる、ありがたいご時世となっていることは間違いない。
そんななか、デニムシャツの楽しみ方のひとつとして定着しているのが、デニム・オン・デニムだろう。かつては野暮ったいスタイルの象徴的存在でもあったが、今ではむしろ、セットアップのブームも手伝って、すっかりおなじみの洒脱な格好となっている。
だからか、他人とのカブリすら気になってくるなかで画期的な変化を与えてくれるのが、GIANNETTO<ジャンネット>の一枚。 まさにイタリアのシャツブランドによる、ドレッシーな仕立てのデニムシャツで、ポルカドットのプリントが目を釘付けにさせる。 デニム・オン・デニムが醸し出す武骨な雰囲気を和らげるドットの効能。 とってもポップな印象をもたらすそれは、芸術家の草間彌生さんの造形美をここに引用する必要もないくらい。
そして、合わせたデニムも個性的。 nine : in the : morning<ナイン インザ モーニング>のテーパードデニム。 腰回りにゆとりをもたせつつ、裾に向かってしっかりとテーパードしたシルエットは、デニム・オン・デニム本来がもつ男くささを中和してくれるもの。
結果、シャツのドット、デニムのシルエットにより、レディスでも人気に “甘辛ミックス” 的なスタイルに仕上がっているというわけ。
男らしさのピリ辛のエッセンスを、スイカに塩効果で盛り上げる、甘やかなディテール。いかにも現代的なデニム・オン・デニムがここにあるのだ。

一枚で甘辛を成立させるGIANNETTO<ジャンネット>のデニムシャツ

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いちばんに目を引くドットのプリントもさることながら、よく目を凝らせば、リアルな加工感にも心惹かれる。 インディゴの質感を残しつつ、製品でのウォッシュ加工を施した一枚。 カッタウェイの襟もモダンな印象を高めてくれる。 イタリアンサルトの技術をベースにハンドメイドの工程も織り交ぜて生まれる美しいシルエットが持ち味のシャツメーカーが、デニムシャツを仕立てるとこうなる、といった見事な一例。 袖をまくった腕元には、PAOLO VITALE<パオロ ヴィターレ>のブレスでおめかしを。

シ今どきのテーパードシルエットとリアルな加工のグッドデニム

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イタリアのパンツ専業ブランドであるnine : in the : morning<ナイン インザ モーニング>のデニム。 テーパードしたシルエットが何よりも個性的。それでありながら、得意とするシルエットメイキングがこのデニムにも表現されている。 また、腰回りのヒゲ加工、腿のダメージ加工、そして上げた裾をほどいた加工など、リアルな仕上げが、本物志向の人も存分に満足させてくれるというもの。 デニム・オン・デニムを今どきに見せるためには欠かせないアイテムのひとつとなっているのだ。

ANDREA VENTURA<アンドレア ヴェンチューラ>のスエード靴で引き締め

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都会的な甘辛コーデに対する画竜点睛となるのが、こちらのスエードシューズ。 ベーシックなデザインに軸足をおきながら、ファッション性を感じさせるエレガントな木型。 これがデニム・オン・デニムのミニマリズムにマッチする。 スニーカーだと少々軽快すぎるというなかで、デニム×革靴は好相性。 スエートのカジュアル感がまた洒落たセンスを増幅してくれる。 フェレンツェ生まれのブランドだから加味できる雰囲気といえるだろう。