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「STYLING」SPRING COAT…

SPRING COAT #1

ジェンテ スタイル62 2018SS SPRING COAT2 STYLE PANICALE(パニカーレ),GIANNETTO(ジャンネット)CIRCOLO 1901(チルコロ1901),BRIGLIA(ブリリア),DIADORA(ディアドラ)

ジェンテ スタイル61 2018SS SPRING COAT2 STYLE PANICALE(パニカーレ),GIANNETTO(ジャンネット)CIRCOLO 1901(チルコロ1901),BRIGLIA(ブリリア),DIADORA(ディアドラ)

ジェンテ スタイル62 2018SS SPRING COAT2 STYLE PANICALE(パニカーレ),GIANNETTO(ジャンネット)CIRCOLO 1901(チルコロ1901),BRIGLIA(ブリリア),DIADORA(ディアドラ)

STYLE-61

WINTER COAT STYLE_1

甘辛? スイカに塩? ジャクスタポジションを実践するデニムコート

相反する二つの要素をミックスするとよりよい結果が得られる。身近な例を挙げれば、スイカにかける塩が代表的だが、そのほか日常で多くの例を実感することがあるだろう。
もちろん、ファッションにおいてもそれは当てはまる。 女性誌あたりでは「甘辛コーデ」なんて呼ばれるスタイルがそうだ。 例えば、革ジャンにロングスカートだとか、MA-1に花柄アイテムだとか、ね。 甘口な女性らしさがピリリと引き締まるというわけ。
で、我々大人の男の服装において欠かせない相反的2要素は「ワイルド&エレガント」だろう。 つまり骨太かつ上品ということ。これを意識すれば、スタイリングにいっそう磨きがかかること間違いない。
ここでワイルド感を請け負うのが、デニムだ。150年近いデニム史を読み解かずとも、一見して、いかに骨太なワークウェアか、そして、そうした骨太感を象徴するファッションアイコンかがわかる。ジェームズ・ディーンやスティーブ・マックイーン、白洲次郎たちがファッションの俎上に乗せつつ、70年代以降はハイファッションのデザイナーたちが、こぞって用いたことからも明らかだしね。
これを現代のエレガンスとして取り入れるなら、チェスターコートがいい。そう、デニムのチェスターコートだ。となれば、GIANNETTO<ジャンネット>のこちらが、まさに好都合な一品になる。
料理は簡単だ。デニムパンツをはくように、鉄板の相棒=チェック&カーキでOK。ここでは、チェックシャツはそのまま活かすとしても、コートがデニムとなるので、パンツがカーキというふうに素材を逆転させる。つまり、デニムのコートにカーキ色のパンツ。そこで、ドレス感とカジュアル感を併せ持つBRIGLIA<ブリリア>のコットンスラックスをチョイスした。チェックのシャツは、コートと同じGIANNETTO<ジャンネット>謹製。いずれもイタリアブランドなので、服を知り尽くした国らしいエレガンスが滲み出る。足元はスニーカーでなく革のオックスフォードを選んでいる点や、PERSOL<ペルソール>のサングラスで骨太感をドライブしている点も、ワイルド&エレガントを加速しているといえるだろう。相反する二つの要素を並列することを、英語で「Juxtaposition」(ジャクスタポジション)というが、まさにそれを地で行くスタイル。
いずれ来る春の足音に耳を傾けつつ、まだまだ寒い梅春をデニムコートによるジャクスタポジションで楽しんでみてはいかがだろう。

オーセンティックなアクセサリーはアイウェアのみにする?

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ごちゃごちゃとアクセサリーを飾り立てるより、印象が変わりやすい顔まわりのアクセサリーは効果的。ここでは、一本でワイルド&エレガントな老舗PERSOL<ペルソール>のブロータイプをオン。クラシカルなべっ甲調のブロー部分とグリーンのレンズがレトロ好きの心をくすぐり、スタイルをランクアップしてくれるのだ。

チェックシャツは、デニムコートに合わせたブルー系

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骨太なデニムコートにインするには、同じく骨太な匂いのするチェックシャツがいい。もともとカミチェリアを出自とするGIANNETTO<ジャンネット>ゆえに、シャツの仕立ても絶品で、こちらは背面にダーツをとったスリムフィット。コートの中でもたつかないうえに、フィット感も心地よい。ホリゾンタルカラーは、イタリアンなテイストを醸せるディテール。Vゾーンに表情を与えてくれる点もいい。チェック柄をデニム同様のブルー系でまとめ、すっきりとまとめてエレガンスをプッシュ。

パンツ&シューズのボトムスはエレガンスを担当

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デニムに好相性なカーキカラーながらも、エレガンスが滲むBRIGLIA<ブリリア>のコットンパンツ。それもそのはず、ナポリの東部でパンツ専業に邁進するブランドで、シルエットの美しさは評価が高い。こちらは2タックの仕様で、腰回りにゆとりを持たせつつも裾に向かってテーパードしたモダンな一本。エレガンスつながりで合わせたシューズは、OFFICINE CREATIVE<オフィチーネ クリエイティブ>のプレーントウ。ムラのある表情は、単にレザーシューズというエレガンスにとどまらず、ワークテイストと相まった骨太感も匂わせる。

〈GOETHE 2月号〉CIRCOLO1…

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